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海外三十六国
『淮南子』に記される36の異国 ウィキペディアから
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海外三十六国(かいがいさんじゅうろっこく、かいがいさんじゅうろくこく)とは、古代中国の書『淮南子』墬形訓に記されている36の異国の総称[1]である。
36か国には伝説上の存在とされる異国人物が多く含まれており、それらの国々は『山海経』や『三才図会』などの書籍でも記録や絵を見ることが出来る。
海外三十六国における異国の名称
西北至西南方
西南至東南方
- 結胸(けっきょう) 結匈人。胸がとても突き出ている。
- 羽民(うみん) 羽民人。羽根が生えている。
- 讙頭(かんとう) 讙頭人。羽根が生えており魚を捕ることに長けている。帝堯(ぎょう)に対して反乱を起こした四罪の一つの末裔。
- 裸民(らみん) 裸民人。衣服を身につけない。『呂氏春秋』にも登場する[2]。
- 三苗(さんびょう) 三苗人。たがいにいっしょに動く。帝堯に対して反乱を起こした四罪の一つの末裔。
- 交股(こうこ) 交脛人のこと。足が交叉している。
- 不死(ふし) 不死人。とても長命で死ぬことがない。
- 穿胸(せんきょう) 貫匈人。胸部にまるい穴があいている。
- 反舌(はんぜつ) 岐舌人。舌がふたつに分かれている。
- 豕喙(しかい) 豕喙人。『淮南子』高誘の注に「喙如豕」とあり、豕(ぶた)のような口先をしている[3]。
- 鑿歯(さくし) 鑿歯人。歯がとても長い。
- 三頭(さんとう) 三首人のこと。3つ首がある。
- 修臂(しゅうひ) 長臂人のこと。とても手が長い。
東南至東北方
東北至西北方
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脚注
参考文献
関連項目
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