清水信義

清水 信義（しみず のぶよし、1941年8月10日^[1] - 2015年6月5日）は、日本の遺伝学者。慶應義塾大学医学部分子生物学教室教授を経て、同大名誉教授。理学博士（名古屋大学・1971年）（学位論文「遺存種における核酸の研究」）。名誉医学博士。専門分野は、ゲノム科学・遺伝子医学^[2]。

清水 信義

人物情報
生誕	1941年8月10日 大阪府大阪市
死没	(2015-06-05) 2015年6月5日（73歳没） 胆管癌
出身校	愛知県立横須賀高等学校 名古屋大学
学問
研究分野	ゲノム科学 遺伝子医学
研究機関	日本 慶應義塾大学 アメリカ合衆国 カリフォルニア大学サンディエゴ校 アメリカ合衆国 イェール大学 アメリカ合衆国 アリゾナ大学
主な業績	22番染色体のゲノムを世界で初めて解読、207個の遺伝子を発見。 21番染色体の解読を終了、130個の遺伝子を発見。
主な受賞歴	中日文化賞

略歴

大阪府大阪市出身。名古屋大学卒。慶應義塾大学医学部分子生物学教室教授などを経て同大名誉教授。2007年より長浜バイオ大学特別招聘教授。ヒトゲノム解読の第一人者として貢献し、慶應義塾大学は1999年12月に22番染色体のゲノムを世界で初めて解読し、207個の遺伝子を発見した。次いで2000年5月には21番染色体の解読をも終了し、130個の遺伝子を発見した。

年譜

• 1961年 愛知県立横須賀高等学校卒
• 1965年 名古屋大学理学部化学科卒
• 1970年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程満了
• 1971年3月 名古屋大学より理学博士の学位を取得、学位論文の題は「遺存種における核酸の研究」
• 1971年 カリフォルニア大学サンディエゴ校（UCSD）生物学科研究員となる
• 1974年 イェール大学生物学科研究員となる
• 1977年 アリゾナ大学分子細胞生物学科助教授就任
• 1980年 アリゾナ大学分子細胞生物学科・遺伝学癌生物学科教授併任
• 1983年 慶應義塾大学医学部分子生物学教室教授就任
• 2007年 慶應義塾大学医学部分子生物学教室教授退任
• 2007年 慶應義塾大学名誉教授、長浜バイオ大学特別招聘教授
• 2015年6月5日 胆管癌のため死去^[3]。73歳没。

受賞歴

• 2003年 中日文化賞受賞^[4]

関連項目

• 慶應義塾大学の人物一覧
• 名古屋大学の人物一覧