トップQs
タイムライン
チャット
視点
清水敏男 (美術評論家)
1953-, 美術評論家、大学教授。 ウィキペディアから
Remove ads
清水 敏男(しみず としお、1953年 - [1])は、日本の美術評論家。学習院女子大学名誉教授[2]、美術評論家連盟常任委員(2012年-2015年)[3]、公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団評議員[4]、公益財団法人新宿未来創造財団理事、東京都現代美術館美術資料収蔵委員会委員[5]、日仏美術学会会員[5]、美術史学会会員[5]、国際博物館会議会員[5]、エンジン01文化戦略会議会員。
東京都大田区生まれ[6]。東京都庭園美術館キュレーター、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て、2002年TOSHIO SHIMIZU ART OFFICEを設立[1]。藤田嗣治の学術的研究を元に1988年公立美術館で初めての藤田嗣治回顧展を企画しその後の藤田研究の基礎を作った。水戸芸術館では日本で最初の公立現代美術センターとして国際的な企画展を相次いで実施した。主な作家にクリスト&ジャンヌクロード、アニッシュ・カプーア、ダニエル・ビュレンヌ、ジェニー・ホルツアー、ピオトル・コヴァルスキー、ジャン=ピエール・レイノー、ジェームス・タレルがいる。ニューヨーク、イセ文化財団ギャラリーディレクターとしてアジアの作家(中国、韓国、タイなど)をニューヨークで紹介した。1995年国際交流基金アジアセンターの開館記念展「幸福幻想」を企画した。1998年には国内で最初のアフリカ現代美術館を企画し東武美術館で実施した。2000年には中国で最初の国際美術展である2000年上海ビエンナーレの組織委員、芸術監督を務め、中国現代美術を中国国内で解禁することに寄与した。2001年ハッセルブラッド国際写真賞審査員を務め杉本博司を選出した。近年は展覧会やアートイベントの開催、パブリックアートのプロデュース(東京ミッドタウン六本木、日比谷、大手町フィナンシャルシティ、豊洲フロント、グラングリーン大阪など)を中心に活動している。
Remove ads
年表
- 1977年 : 旧・東京都立大学人文学部文学科卒業[5]。
- 1983年 : ルーブル美術館大学修士課程修了[5]。
- 1985年 : 東京都庭園美術館キュレーター[5]。
- 1991年 : 水戸芸術館現代美術センター芸術監督[5]。
- 1997年 : 独立[6]。清水敏男インデペンデントキュレーター事務所主宰[要出典]。
- 1998年 : 東京造形大学非常勤講師。明治学院大学非常勤講師。[要出典]
- 2000年 : 上海ビエンナーレ組織委員、芸樹t監督[1]。
- 2002年 : TOSHIO SHIMIZU ART OFFICEを設立[1]。
- 2004年 - 2023年: 学習院女子大学教授(現代美術史、アートマネージメント・博物館学)
- 2016年 : フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章[7]
監修したパブリックアート
- 東京ミッドタウン[8]
- 名古屋ルーセントタワー
- 大手町ファイナンシャルシティ
- 横浜三井ビルディング
- 豊洲フロント
- モード学園スパイラルタワーズ
- ミューザ川崎
- ウェスティンホテル仙台
- さんぽーと港南
- 杭州大運河ビジネスエリア
- いわて県民情報交流センター アイーナ
主な展覧会
- 「レオナール・フジタ」(1988年、東京都庭園美術館)
- 「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ・プロジェクト」(1991年、水戸芸術館)
- 「ジャン=ピエール・レイノー」(1992年、水戸芸術館)
- 「ロバート・メイプルソープ」(1992年、水戸芸術館、東京都庭園美術館、名古屋市美術館、神奈川県立近代美術館、滋賀県立近代美術館)
- 「ジェニー・ホルツァー」(1994年、水戸芸術館、三菱地所アルティアム(福岡))
- 「ジョン・ケージ」(1994年、水戸芸術館)
- 「ジェームズ・タレル」(1995年、水戸芸術館)
- 「ダニエル・ビュレンヌ」(1996年、水戸芸術館)
- 「アフリカ/アフリカ」(1998年、東武美術館(東京))
- 「パリのインスピレーション」(1999年、東急Bunkamuraギャラリー(東京))
- 「立川国際芸術祭」芸術監督(1999年)
- 「上海ビエンナーレ」コミッショナー(2000年、上海美術館)
- 「鴻池朋子『ギ・ガ』」(2002年、fujikawa gallery/next, 大阪)
- 「ロバート・メイプルソープ」(2002年、札幌芸術の森美術館他)
- 「マシュー・バーニー『クレマスター』フィルム・サイクル」(2002年、シネマライズ、東京都写真美術館他)
- 「第20回国民文化祭・ふくい2005 高橋匡太ライトアート「夢のたね」プロジェクト」
- 「二つの山-畠山直哉 バルタザール・ブルクハルト-」(2006年、東京アートミュージアム)
- 「多摩川アートラインプロジェクト」アートディレクター(2007年 - )
- 「フロリアン・クラール フライング・ダッチマン・プロジェクト '08」
- 「オノ・ヨーコ BELL OF PEACE 平和の鐘」(2009年、学習院女子大学)
- 「夢のあるくらし—金門玉堂」(上海万国博覧会 [2010年日本産業館トステムブース)
執筆・監修
翻訳
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads