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渡会勝義

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渡会 勝義(わたらい かつよし、1945年 - )は、日本の経済学者早稲田大学名誉教授(政治経済学術院)。専門は経済学史

人物

東京外国語大学イタリア科卒業。伊東光晴に師事。1971年一橋大学大学院経済学研究科修士修了。指導教官は都留重人[1]

明治学院大学教授を経て、1995年から永井義雄の後任として一橋大学社会科学古典資料センター教授。2000年同退任。後任は山崎耕一[2]。同年早稲田大学政治経済学部教授。2004年早稲田大学政治経済学術院教授。2016年定年退職。

デヴィッド・リカードウの経済思想研究やマルサス主義の研究、特に貧困問題を扱い、経済学史学会幹事、マルサス学会監事等を務める。

著書

単著

  • 『マルサスの経済思想における貧困問題』(一橋大学社会科学古典資料センター、1997年)
  • 『デイヴィド・リカードウの救貧論と貯蓄銀行』(一橋大学社会科学古典資料センター、2000年)

訳書

  • モーリス・ドップほか『七〇年代の資本主義:国際シンポジウム』(中村達也永井進と共訳、新評論、1972年)
  • A.ロンカッリア『スラッファと経済学の革新』(日本経済新聞社、1977年)
  • ルイジ・L.パシネッティ『構造変化と経済成長:諸国民の富の動学に関する理論的エッセイ』(日本評論社、1983年)
  • サミュエル・ホランダー『古典派経済学:スミス、リカードウ、ミル、マルクス』(千賀重義服部正治と共訳、多賀出版、1991年)
  • 都留重人『制度派経済学の再検討』(中村達也・永井進と共訳、岩波書店、1999年)
  • L.L. パシネッティ『ケインズとケンブリッジのケインジアン:未完の「経済学革命」』(監訳、内藤敦之黒木龍三笠松学訳、日本経済評論社、2017年)
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脚注

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