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温泉関連の文化財一覧

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温泉関連の文化財一覧(おんせんかんれんのぶんかざいいちらん)は、重要文化財登録有形文化財等の文化財として登録・指定されている温泉旅館、入浴施設などの温泉に関連する事物の一覧。なお、本項における文化財とは、日本文化財保護法に定める文化財、及び、これに準じて地方公共団体が定める文化財、並びに、世界遺産条約に基づき世界遺産リストに登録された文化財を指す。

世界遺産リストに登録された文化財

文化遺産

国が指定・登録する文化財

重要文化財

登録有形文化財

重要有形民俗文化財

登録有形民俗文化財

重要無形民俗文化財

名勝

特別天然記念物

天然記念物

重要伝統的建造物群保存地区

重要文化的景観

  • 別府の湯けむり・温泉地景観(大分県 鉄輪温泉、明礬温泉)
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地方公共団体が指定・登録する文化財

都道府県指定天然記念物

市町村指定有形文化財

市町村指定史跡

市町村指定天然記念物

その他

2025年11月28日、文化庁文化審議会ユネスコ無形文化遺産の2030年の審査登録候補に「温泉文化」を選出した(類似物件としてフィンランドサウナが登録されている)。

無形文化遺産に推薦するには「温泉文化」という抽象的な言葉の学術的な解釈(エビデンス)が必要となることから、日本温泉協会は文化庁長官を務めた青柳正規にも協力を求め、「自然の恵みである温泉につかり、心と体を癒やすという日本人に根付いている社会的慣習」と定義付け、「温泉と日本人の関わりは『古事記』に記述が残るほど歴史が深く、日本人は古くから温泉の効能や湯治の慣習により体の癒やしを得てきた。入浴を通じて四季を感じ、自然と交わり、神からの授かり物として信仰の対象とするなど心の癒やしも得た」としている[1]

さらに、単なる入浴という行為だけでなく、那須温泉神社(栃木県)や世界遺産でもある「つぼ湯」がある湯の峰温泉(和歌山県)で行われる湯登神事のような温泉にまつわる祭事なども顕彰することで、日本社会や日本人の精神性における温泉文化の存在意義を掘り下げて世界に向けて発信する[2]

但し、無形文化遺産は文字通り無形の事象が対象で、上掲の建造物など不動産有形財構築物が評価されるものではなく、推薦に際しては法的保護根拠が必要となり、「入浴という所作」を文化財保護法での重要無形民俗文化財に指定できるのかといった課題も残されている[3]

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関連項目

外部リンク

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