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源兼行

平安時代中期の能書家 ウィキペディアから

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源 兼行(みなもと の かねゆき)は、平安時代中期の貴族能書家陽成源氏上総介・源延幹の子。官位正四位下大和守

概要 凡例源兼行, 時代 ...

経歴

陽成天皇の第六皇子である大納言源清蔭の孫で[1]、能書家でもあった源延幹の子として誕生。

当時第一の手書きと称され、位記(位を授ける際に与える文書)や上表文の清書、願文(祈願の意を表す文書)の執筆、色紙形や門に掲げる額の揮毫などを担当した。後冷泉後三条白河の三朝にわたり、大嘗会の悠紀主記屏風の色紙形の揮毫を行っている。宇治平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)の色紙形の執筆やその筆跡から「桂本万葉集」や「高野切」第二種など一連の古筆が兼行の筆によるものとされている。

官歴

系譜

  • 父:源延幹
  • 母:不詳
  • 妻:不詳
    • 男子:源兼任

脚注

参考文献

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