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狗古智卑狗

狗奴国の官 ウィキペディアから

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狗古智卑狗(くこちひこ、くこちひく、生没年不詳)は、「魏書東夷伝」に登場する狗奴国の官。

読み下し文・原文

  • その南に狗奴国あり。男子を王となす、その官に狗古智卑狗あり。女王に属さず。
    「其南有狗奴國 男子爲王 其官有狗古智卑狗 不属女王」 -- 『魏書』東夷伝

諸説

  • その名前より「菊池彦」に通じるとし熊本県菊池郡との関連を指摘する説がある[1][2][3]倭名類聚抄には「菊池」と書いて「久々知(くくち)」と注釈されている)。
  • 卑弥弓呼より先に記されていることから、狗奴国の実権を握っていたとも考えられる。
  • 官名から蔑称の意味を除いて考える説もある[4]。「狗」は猛であり、雄雄しい勇者の意味「建」(タケル)であると考える。「古智」は古い知恵という意味であるが、「古い」の反対語は「新しい」であり、本来は「新しい知恵」であると考える。「卑狗」は「ヒコ」であり、「彦」或いは「日高」、「日子」と考える。

出典

参考文献

関連項目

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