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王妃の紋章
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『王妃の紋章』(おうひのもんしょう、原題:満城尽帯黄金甲)は、2006年の中国映画。張芸謀(チャン・イーモウ)監督。周潤發(チョウ・ユンファ)、鞏俐(コン・リー)主演。原作は曹禺の代表作『雷雨』(『中国現代戯曲集・曹禺特集【上】』〈飯塚容訳、晩成書房〉所収)。
第79回アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされたが、受賞はならなかった。
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あらすじ
西暦928年、中国は五代十国の時代。後唐は戦もなく、民は平和に過ごしていた。
しかし、国王と王妃の間は冷え切っており、黄金に輝く王宮の中には嵐が吹き荒れていた。
医官に命じて王妃に毒を盛る王。血の繋がらない皇太子と密通する王妃。王妃と関係を持ちながら、医官の娘を愛する皇太子。母を慕う実直な第2王子。その幼さゆえにないがしろにされ、不満を募らせる第3王子。王への過去の恨みから王妃の密偵となる医官の妻…。
様々な人間の愛憎が渦巻く中、王の王妃への殺意を知った第2王子は、城一面が菊の花に覆われ、豪奢な宴が催される重陽の節句の日に父への謀反を企てる。
そして、惨劇の幕が開いた…。
キャスト
スタッフ
タイトルについて
待到秋来九月八 待ち到る秋来九月八 (まちいたる しゅうらい くがつはち)
滿城尽帯黄金甲 満城尽く帯ぶ黄金の甲 (まんじょう ことごとくおぶ おうごんのこう) — 黄巣『不第後賦菊』
我花開後百花殺 我が花開く後は百花殺されん (わがはな ひらくのちは ひゃっか ころされん)
衝天香陣透長安 天を衝く香陣、長安に透る (てんをつく こうじん ちょうあんにとおる)
- 中国ではタイトルが長いせいか、ただ単に『黄金甲』と呼ばれることが多い。2006年春、この映画が製作されている時に砂嵐が北京を襲い、メディアが砂嵐を『黄金甲』と比喩して報道したことから、『黄金甲』が砂嵐を表す言葉として広まった。
- 英題は、Curse of the Golden Flower。金花の呪いという意味。
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主題歌
第2王子を演じた周杰倫(ジェイ・チョウ)が主題歌の『菊花台』と『黄金甲』を歌っている。『菊花台』はアルバム『依然范特西』に、『黄金甲』は『黄金甲EP』にそれぞれ収録されている。
外部リンク
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