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田中一生

日本の翻訳家 (1935–2007) ウィキペディアから

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田中 一生(たなか かずお、1935年11月21日 - 2007年3月9日)は、東欧バルカン地域、とくにユーゴスラビアの言語・文学を日本に紹介し続けた、在野の研究者、翻訳家、作家。本名・一夫。

北海道中西部の美唄市生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。1962年、政府交換留学生としてベオグラード大学哲学部美術史科に留学。1968年に帰国後、大学講師などを務めながら、イヴォ・アンドリッチの翻訳のほか、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語、スロベニア語、バルカン現代史を研究した。

2006年に、バルカン地域の紹介などの業績に対し、当時のセルビア・モンテネグロから勲二等ヴーク・カラジッチ勲章が送られた。

著書

編著

翻訳

ディミトリエ・ボグダノヴィチセルビア語版英語版デアン・メダコヴィチセルビア語版英語版/ヴォイスラヴ・J・ジューリッチセルビア語版
  • 『山の花環:十七世紀末の歴史的事件』(ペタル二世ペトロビッチ=ニェゴシュセルビア語版英語版、山崎洋共訳)、ニェゴシュ財団(発売:彩流社)、2003年。ISBN 978-4-88202-831-4
  • 『小宇宙の光』(ペタル二世ペトロビッチ=ニェゴシュ、山崎洋共訳)ニェゴシュ財団(発売:彩流社)、2008年。ISBN 978-4-7791-1331-4
  • 『山の花環 / 小宇宙の光』(ペタル二世ペトロビッチ=ニェゴシュ、山崎洋共訳)幻戯書房〈ルリユール叢書〉、2020年。ISBN 978-4864882088

イヴォ・アンドリッチ

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脚注

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