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甲 (単位)
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甲(こう、ピンイン: jiǎ、閩南語: kah)は、台湾の伝統的な面積の単位である。耕地の面積(地積)を表すのに用いられる。
もとは、オランダ統治時代に導入されたオランダの面積の単位モルヘン(morgen)に由来するものである。
日本統治時代の「台湾土地調査規則」(明治31年律令第14号)において、1丈3尺( = 13尺)を1戈( = 約3.9394 m)とし(丈、尺は日本の尺貫法によるもの)、一辺25戈(=325尺 = 約98.484 848 48 m )の正方形の面積を1甲と定義した。よって1甲は、以下の値に相当する。
今日では、ヘクタールと近い(両者の差は約3.1%である。)ので、ほぼ同じ意味で使用されている。
分量単位として、分(10分の1甲)、厘(100分の1甲)、毫(1000分の1甲)、糸(10000分の1甲)も定められた。
甲の5倍にあたる「犁(拼音: lí; 白話字: lê、約4.8496 ha)」もあった。
「甲」という名称はオランダ語「akker」(英語acreと同語源)を「阿甲」と音写し、それが「甲」1字に縮められたものであるという[1]。
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関連項目
出典
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