白の花実

『白の花実』（しろのかじつ）は、2025年12月26日に公開予定の日本映画^[1]。監督・脚本は長編劇映画デビュー作となる坂本悠花里、主演は美絽^[1][2]。

白の花実
White Flowers and Fruits
監督	坂本悠花里
脚本	坂本悠花里
製作	山本晃久
製作総指揮	定井勇二
出演者	美絽 池端杏慈 蒼戸虹子 河井青葉 岩瀬亮 山村崇子 永野宗典 田中佐季子 伊藤歩 吉原光夫 門脇麦
音楽	フジモトヨシタカ
撮影	渡邉寿岳
編集	坂本悠花里
制作会社	キアロスクロ
配給	ビターズ・エンド
公開	2025年12月26日（予定）
上映時間	110分
製作国	日本
言語	日本語

周囲に馴染めず転校を繰り返してきた女子・杏菜を主人公として、全寮制女子校での美しく完璧なルームメイト・莉花が自ら命を絶ち、残された「日記」と莉花の「魂」に幼なじみの栞も巻き込まれ、心を揺るがせていく姿が「ファントム・ファンタジー^{[注 1]}」として描かれる。

第38回東京国際映画祭のNippon Cinema Nowで2025年10月30日にアジアン･プレミア上映が予定されている^[4]。

あらすじ

キャスト

主要人物

次原杏菜

演 - 美絽

周囲に馴染めず転校を繰り返してきた。全寮制の女子校で莉花とルームメイトになる。

莉花が残した日記を読み進めるうちに、莉花の魂が現れ、静かに自身の中へと入り込んみ、心を揺るがせていく。

穂乃川栞

演 - 池端杏慈^[2][5]

莉花の幼なじみ。最初は杏菜を変わった子だと敬遠していたが、莉花の魂に導かれるように杏菜に歩み寄っていく。

大野莉花

演 - 蒼戸虹子^[2][5]

杏菜のルームメイト。美しく完璧で誰からも好かれる存在。突然屋上から身を投げ、自ら命を絶ってしまう。

周辺人物

次原麻衣子

演 - 河井青葉^[2]

次原広道

演 - 岩瀬亮^[2]

校長先生

演 - 山村崇子^[2]

調査員・山根

演 - 永野宗典^[2]

調査員・加藤

演 - 田中佐季子^[2]

大野霞

演 - 伊藤歩^[2]

大野幸男

演 - 吉原光夫^[2]

澤井先生

演 - 門脇麦^[2]

スタッフ

• 監督・脚本・編集 - 坂本悠花里
• エグゼクティブプロデューサー - 定井勇二^[2]
• プロデューサー - 山本晃久^[2]
• アソシエイトプロデューサー - 吉田悠里子、伊藤さやか^[2]
• 脚本協力 - 田中幸子、大江崇允 ^[2]
• 撮影 - 渡邉寿岳^[2]
• 美術 - 中條芙美^[2]
• 録音 - 織笠想真^[2]
• 装飾 - 大平真亜行^[2]
• スタイリスト - 竹本健一^[2]
• 衣装 - 阿部有希^[2]
• ヘアメイクデザイン - 有路涼子^[2]
• 音楽 - フジモトヨシタカ^[2]
• 振付・ダンス指導 - 寺杣彩^[2]
• 助監督 - 中村洋介^[2]
• 制作担当 - 多賀典彬^[2]
• プロデューサーアシスタント - 李婧怡^[2]
• リコーディングミキサー - 伊藤建介^[2]
• 音響効果 - 畔蒜亮平^[2]
• 特殊効果音 - 東岳志^[2]
• CGIアーティスト - 西山理彦^[2]
• 製作·配給 - ビターズ・エンド
• 制作プロダクション - キアロスクロ

企画・受賞

本作品の企画は、文化庁が主催する若手映画作家育成プロジェクトの2022「長編映画の企画・脚本開発サポート」（ndjc Feature film support）にて開発されたもので、香港国際映画祭併設の企画マーケット「The Hong Kong – Asia Film Financing Forum (HAF)」にて「ウディネ フォーカスアジア賞／Udine Focus Asia Award」、「HAF Goes to Cannes Award」を受賞している^[1][5]。