トップQs
タイムライン
チャット
視点

白先勇

ウィキペディアから

Remove ads

白 先勇(パイ・シエンヨン、: Pai Hsien-yong1937年7月11日 - )は、台湾脚本家[1]小説家である。

概要 白先勇, プロフィール ...

雑誌『現代文学』[2]の編集主幹を務める。1977年7月より同誌で掲載を開始した小説「孽子」は、1971年前後に構想を得て書き始め、5、6回書き直したほぼ完成稿を雑誌に掲載、書籍化は1983年を待つこととなる[5]

2013年に香港理工大学より文学博士号を授与された[6]

略歴

1937年、広西省において、国民革命軍の軍人である白崇禧の五男として生まれる[7]

国共内戦の敗北に伴って、1952年に台湾に渡り、青年時代を過ごす[7]国立台湾大学外文系を卒業後、アイオワ大学に留学。現在はアメリカ合衆国在住で、小説執筆の傍ら、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で教鞭を取る[7]

カフカフォークナーなど欧米のモダニズム文学の強い影響を受け、壮大な着想と繊細な技巧を駆使した傑作を数多く上梓している[7][8]

主な著作

  • 1965年 『永遠の尹雪艶』[9]
  • 1966年 『一束の緑』、『遊園驚夢』[9][10]
  • 1967年 『除夜』、『梁父山の歌』[9]
  • 1968年 『最後の夜』[9]
  • 1969年 『血のように赤いつつじの花』、『懐旧』、『満天に輝く星』[9]
  • 1970年 『孤花恋』、『冬の夜』、『花橋栄記』[9]
  • 1971年 『秋の思い』、『国葬』[9][11]
  • 1983年 『孽子』遠景出版社。長編小説、同性愛を正面から描いた[12]
    • 2006年 『孽子』陳正醍(訳)、国書刊行会。
  • 1985年 『台北人』[9]
  • 1995年 『六本目の指』[9]
  • 2000年 白 先勇、山口 守「ワールド・カルチュア・マップ 台湾 白先勇氏インタヴュー」[13]
  • 2001年 「60年代台湾文学--『現代』と『郷土』」池上 貞子(訳)[14]

参考文献

  • 白先勇 著、山口守 訳『台北人』(初版)株式会社国書刊行会〈新しい台湾の文学〉(原著2008年3月31日)。ISBN 978-4-336-04532-4

脚注

関連項目

関連資料

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads