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白行簡

唐代中期の伝奇小説作家・官僚 ウィキペディアから

白行簡
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白 行簡(はく こうかん、776年 - 826年)は、代中期の伝奇小説作家・官僚。は知退、小字は阿憐。本貫太原郡陽邑県。詩人として知られる白居易の弟。

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白行簡

旧唐書[1]、『新唐書[2]、『唐詩紀事』卷四十一に伝がある。

清代に編纂された唐詩の総集である『全唐詩』に『春従何処来』などの詩7首が載せられている。

略歴

776年、鄭州新鄭県に生まれる。
764年、父の白季庚が襄州の別駕[3]の職にあって死去し、兄の白居易とともに喪に服す。
765年、襄州にあり、李公佐と婦人の品格について語り、公佐に『李娃伝』を書けと注文された[4]
800年前後に恐らく明経科または抜萃科[5]に登り、807年に進士に及第、809年に秘書省校書郎[6]となる[7]
811年、故郷に帰って母の喪に服す。
814年頃、剣南東川節度使の盧坦の掌書記となり、梓州に赴き、その幕下に入る。
818年、江州司馬に左遷された兄の白居易を潯陽に訪ね、翌年、白居易が忠州刺史となったのに同行する。
821年、左拾遺を授けられ、主客員外郎[8]に進む。
823年、判度支から度支郎中に進み、翌年、司門員外郎になる[9]
825年、主客郎中[10]に、翌年に膳部[11]郎中となるも、その冬に病死。

代表作

注・出典

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