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白鉄鉱

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白鉄鉱
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白鉄鉱(はくてっこう、marcasite)は、鉱物(硫化鉱物)の一種。組成は黄鉄鉱と同じ FeS2 であるが、結晶構造が異なるため、別種の鉱物に分類される(同質異像)。

概要 白鉄鉱, 分類 ...

黄鉄鉱が高温・酸性の条件で生成されるのに対し、白鉄鉱は低温・アルカリ性の条件で生成される。主に粘土中にボール状で産出することが多い。

日本のような多湿の場所では、水分と反応して硫酸を作り、他の標本や保管容器などを侵すため、密閉保存する必要がある。

白鉄鉱グループ

  • 白鉄鉱(marcasite): FeS2
  • セレン鉄鉱(ferroselite): FeSe2
    • 「ハスト鉱(hastite): CoSe2」は2009年に否定され[1]、セレン鉄鉱と同種とされた[2]
  • クレルー鉱(kullerudite): NiSe2
  • フローベルク鉱(frohbergite): FeTe2
  • マタガミ鉱(mattagamite): CoTe2

関連項目

脚注

参考文献

外部リンク

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