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祖母井神社
日本の栃木県芳賀町にある神社 ウィキペディアから
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祖母井神社(うばがいじんじゃ)は、栃木県芳賀郡芳賀町祖母井の神社。
歴史
1145年(久安元年)に創建されたと伝えられる[2]。元々は別の場所にそれぞれ「上の宮」と「下の宮」に分かれており、「上の宮」に彦火火出見命と須佐之男命が、「下の宮」に木花開耶姫命が祀られていた[3][2]。上の宮は姥が池の北の台地上に、下の宮は姥が池のほとりにあった[4]。13世紀に当地に勢力を持った祖母井氏の守護神として信仰され、民衆からは農業神・安産の神として崇敬を集めた[4]。
1760年(宝暦10年)、上の宮が火災で焼失したため、1765年(明和2年)に両宮を現在地に移転・合祀し「星宮三社」と称することになった[3]。(移転時期は1753年〔宝暦3年〕とする説もある[5]。)星宮は下野国に数多く建立された神社で、開拓神である[5]。この頃は神仏習合であったため、虚空蔵菩薩を本地仏とし、日光修験とのつながりが強かった[5]。また、現代に継承される祇園祭(夏祭り)や輪くぐりはこの頃に始まったと見られる[5]。
1873年(明治6年)、地名から「祖母井神社」に改称した。近代社格制度においては、村社に列せられた[3]。現代では、縁結びや健康祈願の信仰もある[5]。
境内には、『蛇姫様』の作家川口松太郎の句碑がある[6]。川口がかつて祖母井郵便局に勤め、当社の隣に住んでいた縁による[6]。
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文化財
交通アクセス
脚注
参考文献
外部リンク
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