トップQs
タイムライン
チャット
視点

神戸市交通局900形電車

ウィキペディアから

神戸市交通局900形電車
Remove ads

神戸市交通局900形電車(こうべしこうつうきょく900がたでんしゃ)は、神戸市交通局がかつて所有していた神戸市電路面電車車両である。

概要 基本情報, 運用者 ...
Remove ads

概要

900形は、先に登場していた800形の増備車として、1947年から1949年にかけて製造された。当初は、戦前からの伝統を受け継ぎ局工場での製造を検討していたが、戦災復興がまだ完全ではなかったことから見送られ、木南車輌などで合計46両(901 - 946)が製造された。

800形との違いは、乗降用扉が自動化された程度で、ほとんど同じ車体である。

やがて中扉は使用されなくなり、922 - 946については、1960年から1962年にかけて、中扉を撤去して窓を新設し、車内の座席も延長するなどの工事を受け、前後2扉車となった。但し残りの車両には実施されず、特徴ある4枚折り戸をそのまま残した車両や、扉に似た板を車体にはめ込んだだけで、車内座席も延長せずにした車両など様々であった。なお、のちに911のみ、事故復旧の際に922 - 946と同様の改造が行われた。

800形同様、1969年から廃車が始まり、1970年3月の山手・上沢・須磨の各線の廃止時に、944のみを残して廃車された。944は1971年3月の市電全廃まで残され、他の車両とともに廃車された。

945の車体のみ、現在も自治会施設として使用されている[2]

Remove ads

脚注

参考文献

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads