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福州地下鉄浜海快線

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福州地下鉄浜海快線
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福州地下鉄浜海快線(ふくしゅうちかてつひんかいかいせん、中文表記: 福州地铁滨海快线)は、中華人民共和国福建省福州市晋安区福州火車站駅から長楽区文嶺駅までを結ぶ福州地下鉄路線ラインカラー水色

概要 福州地下鉄浜海快線, 基本情報 ...

概要

浜海快線は、福建省初の市域鉄道規格の路線であり、福州地下鉄初の快線路線である[1][2]。計画、建設の時点では、福州地下鉄F1線[3]福莆寧城際鉄道F1線[4]福州至長楽空港城際鉄路[5]などと称されたこともあった。路線は全長62.4kmで、15の駅が設けられており、そのうち高架駅が3つ、地下駅が12つである。2025年9月の開業時点ではそのうち13駅が開業し、残りの2駅(蓋山駅、蓮花山駅)は未開業となっている[6]。 福州の都心地域と副都心地域を結び、福州駅、中心市街地、福州新区浜海新城、福州長楽国際空港を結ぶ。最高速度時速140kmの市域A型列車4両編成を使用し、一部駅を通過する快車各駅停車普通車を運転し、福州の中心市街地から浜海新城まで30分、福州駅から長楽空港までを40分で連絡する[1][7]2019年12月に着工し[8]、2025年9月に開業した[9][10]

沿革

駅一覧

  • 駅名欄の背景色がの駅は未開業であることを表す。
  • ●はその種別の停車する駅、▲は一部通過列車のある駅、|は通過する駅であることを表す。
さらに見る 駅名, 普通 ...

使用車両

中国中車唐山軌道客車により製造された4両編成のA型市域快速列車を採用し、路線最高速度は140km/hとなっている。車両1両あたりの長さは22m、最大車幅は3.09m、4つのドアを備えた車両であり、2025年現在福州地下鉄において運用される列車では最高規格の車両となっている。編成は3両の動力車と1両の付随車で組成される3M1Tの編成を組んでおり、駅間の長い区間での高速運行、列車の停車する際の強い減速力、迅速な乗降の技術要件を同時に満たしている[1]。車両全体で196の座席を設け、立ち席定員も含めて最大約1084人の乗客を収容可能としており、将来的に6両編成への増結も可能な構造が備えられている[11]。2025年の開業時には、全線で30編成の車両が導入される[12]。 車両外観は前面が丸みを帯びた形状となっており、塗装は「微笑福州 山海和福(日: 笑顔の福州 山海と福)」をテーマに白色を基調として黒い弧状の窓帯と「碧海藍天」をイメージした青色の色彩が施されている[13]。車内は横縦混合の硬座レイアウトを採用し、各車両の座席端の前後には大型の荷物収納棚および携帯電話用のワイヤレス充電器が設置されている。また28インチのLCDスクリーンも設けられ、乗客向けに画面による情報案内が提供されている[13]。 技術面では、パンタグラフ架線の間の接触や動作状況をリアルタイムで監視する弓網監測システム、走行部監視システム、蓄電池オンライン監視システムなどの機能が搭載されている。またインテリジェントな検出・伝送技術や車両全体のデジタル感知システムにより、運行データや故障情報をリアルタイムで監視する。また、データの検出・伝送技術や車両全体の数値を感知するシステムにより、運行データや故障の有無などの情報を即時に検出する。また、列車は国家最高基準の防火性能を備え、火災発生時にも安全な避難場所まで運行を継続できる機能を備えている[11]

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脚注

外部リンク

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