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秩父鉄道7000系電車
秩父鉄道の通勤形電車 ウィキペディアから
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秩父鉄道7000系電車(ちちぶてつどう7000けいでんしゃ)は、秩父鉄道の通勤形電車。東京急行電鉄(現:東急電鉄)から8500系電車を譲受した車両である。

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概要
老朽化した1000系電車の置き換えのため、東急8500系を秩父鉄道で運用するに当たって羽生方からM1c(制御電動車) - T(付随車) - M2c(制御電動車)の3両編成としたものである。ただし、7002号編成の先頭車は中間電動車からの改造車で、おおむねオリジナル先頭車と同様の形状である[2]。
東急からの提供車両が8090系に変更されたため、当形式は3両編成2本6両のみの導入となり、以降の増備は7500系・7800系に移行した。
構造
走行装置
三峰口方先頭車のデハ7200形(元・デハ8600・8800形)にはパンタグラフを新設したため、冷房装置を1基撤去した。そのため、冷房能力はサハ7100形(元・サハ8900形)およびデハ7000形(元・デハ8500・8700形)の36,000kcal/hに対して27,000kcal/hに減少している。
秩父鉄道の電車としては初の界磁チョッパ制御方式で、電気指令式ブレーキを装備した電車である。なお、2000系でも実績がある回生ブレーキ機能はそのまま問題なく使用している。
内装
全長20m、側扉は両開き4扉、座席はロングシートである点は東急時代からの変更はないが、客用扉にはドア開閉ボタンが設置されている。
バリアフリー対応として、車椅子スペースを設置したほか、ドアチャイムとドア開閉表示灯・LED式車内案内表示器も設置した。床は滑りにくい材質としている。また、自動放送装置には秩父鉄道で初の英語放送も採用し、車掌乗務時にも使用される。
- 追加されたドアの押しボタン(2011年7月)
- 車内の様子 追加された車内案内表示器が見える(2011年7月)
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編成表
ラッピング
2009年3月30日から営業運転を開始した7001号編成は、同日放送を開始した連続テレビ小説『つばさ』[注釈 1]のラッピングが、しばらくの間施されていた。
2012年10月8日から2013年1月6日まで、本形式1編成が映画『のぼうの城』公開を記念し、同作品と行田市の観光ビジュアルをラッピングした「行田市観光ラッピング電車」として運行された[4]。
脚注
関連項目
外部リンク
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