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第二大川橋梁 (会津線)
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第二大川橋梁(だいにおおかわきょうりょう)は、福島県南会津郡下郷町の阿賀川(大川)に架かっていた日本国有鉄道(国鉄)会津線(現・会津鉄道会津線)の鉄道橋(廃橋)である。
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概要
国鉄会津線(現・会津鉄道会津線)の上三寄駅(現芦ノ牧温泉駅) - 湯野上駅(現湯野上温泉駅)間の延伸工事に伴って1932年(昭和7年)に完成した。桑原駅(現芦ノ牧温泉南駅) - 湯野上駅間の阿賀川(大川)に架かる全長62.4mの橋梁であった。この付近は、地元では「目覚ガ淵」と呼ばれている景勝地であり、高さ50m以上もあろう断崖に挟まれた淵である。
大川ダム建設による新線切り替え[1]に伴って、1980年(昭和55年)に橋桁が撤去された。なお、トラス橋を受けていた橋台が残っているのが国道121号・118号から確認できる。
構造
単線上路式ワーレントラス1連 + 単線上路式プレートガーダー3連の形式であり、横河橋梁製作所(現横河ブリッジ)製であった。
周辺
- 国道121号
- 国道118号(国道121号と共用)
- 福島県道347号高陦田島線
- 鶴沼川
- 鶴沼川発電所
- 若郷湖
その他
会津線旧線は、第三大川橋梁の桑原方で分岐してトンネル(封鎖されているが現存)を通過後、「目覚ガ淵」に架かる本橋梁を渡り、直ぐに第四小沼崎トンネル(封鎖されているが現存)に入っていた。
桑原駅(移転前) - 湯野上駅間は会津線で最も美しい景観であり、特に「目覚ガ淵」に架かる本橋梁は、鉄道ファンやカメラマンの有名撮影ポイントとなっていた。大川ダムの完成により難所を迂回するトンネルが出来たため、現在の会津鉄道会津線では見ることができない風景となっている。また、当橋梁跡の東側では国道118号小沼崎バイパス下郷大橋が阿賀川(大川)を跨いでおり、現国道側からの景観も著しく変化している。
脚注
関連項目
外部リンク
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