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第10施設大隊
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第10施設大隊(だいじゅうしせつだいたい、JGSDF 10th Engineer Battalion(Combat))は、陸上自衛隊春日井駐屯地(愛知県春日井市)に駐屯する第10師団隷下の施設科部隊である。
概要
大隊長は2等陸佐が充てられ、大隊本部、本部管理中隊および3個の施設中隊からなり第10師団隷下部隊に対する施設作業を担任する。第10施設大隊長は、第10師団司令部の施設課長を兼任する。
沿革
第10混成団第10施設大隊
- 1958年(昭和33年)6月26日:第10混成団編成により、第10施設大隊(2個施設中隊基幹)が千僧駐屯地において編成完結。大久保駐屯地へ移駐。
- 1960年(昭和35年)3月21日:第10施設大隊が大久保駐屯地から豊川駐屯地に移駐[1]。
第10師団第10施設大隊
- 2004年(平成16年)3月29日:第10師団の戦略機動師団への改編。
- 2014年(平成26年)3月26日:第4施設中隊(即応予備中隊)を廃止。
部隊編成
- 第10施設大隊本部
- 本部管理中隊「10施-本」
- 架橋小隊:07式機動支援橋
- 第1施設中隊「10施-1」
- 第2施設中隊「10施-2」
- 第3施設中隊「10施-3」
編制の変遷
- 1958年(昭和33年)6月26日新編
- 第10混成団隷下:3個中隊(本部管理中隊・第1施設中隊・第2施設中隊)
- 1962年(昭和37年)1月18日改編
- 第10師団隷下:4個中隊(本部管理中隊・第1施設中隊・第2施設中隊・第3施設中隊)
- 2004年(平成16年)3月29日改編
- 第10師団隷下:5個中隊(本部管理中隊・第1施設中隊・第2施設中隊・第3施設中隊・第4施設中隊(即応予備中隊))
- 2014年(平成26年)3月26日改編
- 第10師団隷下:4個中隊(本部管理中隊・第1施設中隊・第2施設中隊・第3施設中隊)
整備支援部隊
- 第10後方支援連隊第1整備大隊施設整備隊「10後支-1整-施」(春日井駐屯地):2004年(平成16年)3月29日から
第10施設大隊長
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主要装備
- 70式地雷原爆破装置(改)
- 89式地雷原探知機セット
- 中型ドーザ
- 大型ドーザ
- グレーダ
- 小型ショベルドーザ
- 掩体掘削機
- 資材運搬車
- バケットローダ
- トラッククレーン
- 軽徒橋
- パネル橋
- 07式機動支援橋
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 発煙機3型
- 94式除染装置
- 9mm拳銃
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 12.7mm重機関銃M2
- 84mm無反動砲
- 110mm個人携帯対戦車弾
国際貢献活動
- 平成4年9月~平成5年4月 第1次カンボディア派遣施設大隊
- 平成10年1月~8月 第5次ゴラン高原派遣輸送隊
- 平成14年9月~平成15年4月 第14次ゴラン高原派遣輸送隊
- 平成15年2月~11月 第3次東チモール派遣施設群
- 平成17年1月~6月 第5次イラク復興支援群
- 平成23年2月~8月 ハイチ派遣国際救援隊(4次要員)
- 平成23年8月~24年3月 ゴラン高原派遣輸送隊(第32次)
- 平成24年7月~24年12月 ハイチ派遣国際救援隊(7次要員)
- 平成25年11月~ 26年5月 南スーダン国際平和協力隊(5次要員)
- 平成27年11月~ 南スーダン国際平和協力隊(9次要員)
主な災害派遣活動
- 昭和34年9月~12月 伊勢湾台風による風水害救助
- 昭和38年1月~2月 北陸地区豪雪による災害救助
- 昭和43年8月~10月 奥飛騨川バス転落救助
- 昭和51年9月 濃尾集中豪雨による災害救助
- 昭和54年8月 奥飛騨豪雨による水害救助
- 昭和56年1月 北陸豪雪による道路の除雪・排雪
- 平成6年4月 中華航空機墜落事故救難活動
- 平成7年1月~4月 阪神・淡路大震災救助活動
- 平成9年1月 タンカー重油流出事故対処活動
- 平成12年9月 東海地区集中豪雨災害救助
- 平成19年3月 能登半島地震災害派遣
- 平成19年7月 中越沖地震地震災害派遣
- 平成23年3月~ 東日本大震災災害派遣
- 平成23年9月 三重県南部集中豪雨災害派遣
- 平成30年2月 福井県における大雪に係る災害派遣
- 平成30年7月 平成30年7月豪雨災害派遣
脚注
関連項目
外部リンク
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