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第123独立親衛自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)
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ソ連邦英雄クリメント・ヴォロシーロフ名称第123独立親衛自動車化狙撃旅団(ソれんぽうえいゆうクリメント・ヴォロシーロフめいしょうだい123どくりつしんえいじどうしゃかそげきりょだん、ロシア語: 123-я отдельная гвардейская мотострелковая ордена Доблести бригада имени Героя Советского Союза Климента Ворошилова)は、ロシア陸軍の旅団。第3親衛諸兵科連合軍隷下。サマルカンド旅団とも。
ドンバスの親ロシア派分離主義勢力で最多兵力を誇り、最も強力な部隊と評価される[1]。
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歴史
ドンバス戦争
→「デバルツェボの戦い」も参照

2014年11月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、ルガンスク民兵南東軍隷下のザリャー大隊、ドン大隊、フーリガン大隊を基幹に第2独立自動車化狙撃旅団として占領下のウクライナ・ルハーンシク州(自称ルガンスク人民共和国)で創設された。2015年1月から最前線の東部ドネツィク州、ルハーンシク州に配備され、第1軍団と共にデバルツェボを占領した[1]。
2015年11月1日、自称ルガンスク政府より、名誉称号「親衛隊」を授与された。
2016年5月5日、自称ルガンスク政府より、名誉称号「クリメント・ヴォロシーロフ」を授与された。
ロシアのウクライナ侵攻
北東部・ハルキウ戦線
→「ハルキウの戦い (2022年)」も参照
2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻で北東部ハルキウ州に配備され、ハルキウ方面で攻勢を開始したが、フーリガン大隊のデニス・クドリン大隊長が戦死して撃退された[2]。
東部・セベロドネツク戦線
2022年5月、激戦地の東部ルハーンシク州に再配置され、セヴェロドネツィク方面で攻勢を開始し、ルビージュネを占領した。6月に第2軍団、救援の第5軍、第8軍、第58軍、第1軍団、第90戦車師団と共に総攻撃してセヴェロドネツィク、リシチャンシクを占領した[3][4]。
東部・バフムート戦線
→「シヴェルシクの戦い」も参照

2022年7月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、ワグネル・グループ、第1独立自動車化狙撃旅団、第4独立自動車化狙撃旅団、第7独立自動車化狙撃旅団と共に攻勢を開始したが、バフムート北のシヴェルシク方面で撃退された[5]。
2022年12月、ロシアのルガンスク人民共和国併合で正式にロシア陸軍に編入し、第123独立親衛自動車化狙撃旅団に改称された[6]。
2023年7月、ウクライナ軍のドローン攻撃でデニス・イワノフ旅団長が戦死した。有能な指揮官だったためロシア連邦英雄が内定していたが、ウラジーミル・プーチン大統領の法令署名日前日に戦死となった[3][7]。
2024年11月、シヴェルシク方面で4個大隊を投じて大攻勢を開始したが、砲兵支援なしの杜撰な突撃だったため撃退され、人員、装備に甚大な損害を出してロシアで非難された[8]。
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編制
出身者
脚注
外部リンク
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