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第40回先進国首脳会議

2014年にベルギーで開催された先進国首脳会議 ウィキペディアから

第40回先進国首脳会議
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第40回先進国首脳会議(だい40かいせんしんこくしゅのうかいぎ、英:40th G7 summit、通称:G7サミット)は当初、第40回主要国首脳会議(通称:G8サミット)として2014年6月4~5日にロシアソチで開催されることが予定されていた[2]

概要 開催国, 日程 ...

しかし、2014年クリミア危機やそれに伴うクリミア半島でのロシアの侵攻を受けてロシアのG8への参加停止やG8からの追放について話し合われ[3][4]、その結果、同年3月24日、イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相はクリミア危機のため会議はロシアでは行わないと発表し、ロシアを除く7カ国による首脳会議をベルギーブリュッセルで開催する旨が決定された[5][6][7]。6月4日、G7サミットはブリュッセルで開催された[8][9]。メディアはこれを第40回先進国首脳会議、あるいはG7サミットと称した[7]。G8からG7へと戻ったのは1997年の第23回以来となる。

本来のG8サミット参加国は、フランスアメリカ合衆国イギリスドイツ日本イタリアカナダ、ロシアの8カ国で、G8サミットには加えて欧州連合 (EU) の欧州理事会議長欧州委員会委員長も出席する[10]。今回の第40回G7サミットにはロシアを除く首脳が出席した。

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サミットの首脳

2014年6月4-5日、ブリュッセルで開催されたG7サミットに国家元首らが集まり、現在の世界的政治状況とりわけウクライナ情勢について議論を行う。
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一堂に会した様子

参加した首脳は、G7加盟国の代表7名とEUの代表2名。 欧州委員会長は1981年以来、全ての会議や意思決定に出席している参加者である[10]。 第40回先進国首脳会議 は、イタリア首相マッテオ・レンツィにとって初の首脳会談となった。

出席者

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中止されたソチ・サミット

概要 開催国, 日程 ...

伝統的に、先進国首脳会議のホスト国は議題を設定する。ロシア大統領府長官セルゲイ・イワノフは、ロシアでのG8首脳会議(第40回)のための準備組織委員会長だった[12]。首脳たちは次のG8首脳会議で新たな世界的脅威への対応に焦点を当てることが期待されていた[2]2014年ソチオリンピックの施設が、本来であればサミットの会場として使用される予定だった。

2014年のクリミア事案を受けて、イタリア、日本、ドイツ、カナダ、フランス、英国、米国そしてEUの理事会議長と委員会長は、ソチ・サミットへの参加を中止した。 G7各国の首脳は声明にて、ロシアのクリミア占領はG7の原則に反しており、国連憲章およびウクライナとの1997年基本合意(黒海艦隊の地位及び駐留条件に関する分割協定英語版)に違反すると述べた。

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結果

2014年6月4日、ブリュッセルで開催された(ロシアを除く)7カ国での先進国首脳会議で、G7各国の首脳は共同声明でロシア政府がウクライナの主権を継続的に侵害していると非難し、ウクライナでの行動に関してロシアにさらなる制裁を科す用意があると述べた[13]。 2014年6月4-5日のG7先進国首脳会議は、3月のクリミア併合を受けてロシアが同グループから追放されて以来、最初のサミットである[13]

出席した首脳の写真一覧

脚注

外部リンク

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