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続資治通鑑長編

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続資治通鑑長編(ぞくしじつがんちょうへん)は、南宋の李燾が編纂した北宋一代の編年体史書。全520巻。司馬光資治通鑑』の直接の続編として、北宋史研究の最重要一次史料とされる。[1]

特徴

収録範囲は宋太祖建隆元年(960年)から哲宗元符3年(1100年)までの141年間。[2] 実録・起居注・国史・会要・私家文集などを大量に引用し、『宋史』よりも詳細な記述が多い。特に陳橋の変杯酒釈兵権・斧声烛影などの建国期秘話は本書が最重要典拠となっている。[3]

李燾は乾道6年(1170年)に孝宗の命で編纂を開始し、死後完成。元代に一部散逸したが、清の四庫全書本で520巻が復元され、現在は中華書局点校本(2004年)が標準版である。[4]

脚注

参考文献

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