トップQs
タイムライン
チャット
視点

羅馬太平記

ウィキペディアから

羅馬太平記
Remove ads

羅馬太平記』(ろーまたいへいき、Roman Scandals) は、1933年のアメリカ合衆国プレコードの白黒ミュージカル映画

概要 羅馬太平記, 監督 ...

エディ・カンタールース・エッティンググロリア・スチュアートエドワード・アーノルドデヴィッド・マナーズが主演し、フランク・タトルが監督を務めた。バスビー・バークレーの振付による複雑な楽曲が特徴である。楽曲「"Keep Young and Beautiful"」はアル・ダビンが作曲、ハリー・ウォレンが作詞をした。複雑なダンスナンバーはのちに有名になるルシル・ボールポーレット・ゴダード、バーバラ・ペッパーがゴールドウィン・ガールズとして出演した。原題の「ローマン・スキャンダル」は「ローマン・サンダル」をもじったものである。

Remove ads

概要およびあらすじ

エディ・カンターの壮大なミュージカル・コメディである。

アメリカ中部、オクラホマ州ウエスト・ローマでエディは配達員をしている。自称古代ローマ史の権威のエディは地元のコミュニティが策略家の政治家たちに売り払われようとしていることを嘆き、このようなことはローマの最盛期には起こりえなかっただろうと考える。

エディは頭を強打し、目覚めるとローマ帝国におり、奴隷市場にいるところを温厚な人権擁護者のヨセフス(デヴィッド・マナーズ)に引き取られる。邪悪なウァレリウス皇帝(エドワード・アーノルド)があらゆる面で悪事を働いており、ウエスト・ローマの政治家たちのように狡猾であることに気付き、事態を変えようとする。

アグリッパ皇后(ヴェリー・ティーズデール)がウァレリウス皇帝に毒を盛ろうとしており、皇帝の毒見役という危険な仕事に就くこととなる。またヨセフスと、捕まったばかりのシルビア王妃(グロリア・スチュアート)がうまくいくよう取り持つ。エディの善意のが裏目に出て拷問部屋に連れていかれるが、馬車を奪い取って逃亡する。

いよいよ捕まりそうになった時、エディはウェスト・ローマに戻っており、すぐに悪の政治家を撃退し、友人たちに囲まれハッピーエンドとなる。

Remove ads

登場人物

サウンドトラック

Thumb
オイディプス役のエディ・カンター
  • "Build a Little Home"
作曲:ハリー・ウォレン
作詞:アル・ダビン
演者:エディ・カンター、コーラス
リプライズ:エディ・カンター、コーラス
  • "No More Love"
作曲:ハリー・ウォレン
作詞:アル・ダビン
歌唱:ルース・エッティング
ダンス:コーラス
作曲:ハリー・ウォレン
作詞:アル・ダビン
演者:エディ・カンター、コーラス
ダンス:コーラス
  • "Put a Tax on Love"
作曲:ハリー・ウォレン
作詞:アル・ダビン
歌唱:エディ・カンター
  • "All of Me"
作曲:ジェラルド・マークス
作詞:シーモア・サイモンズ
歌唱:エディ・カンター
  • "Dinah"
作曲:ハリー・アスト
作詞:サム・ルイス、ジョー・ヤング
歌唱:エディ・カンター
  • "Kickin' the Gong Around"
作曲:ハロルド・アーレン
作詞:テッド・コーラー
歌唱:エディ・カンター
  • "Turkey in the Straw"
作者不詳
オープニング

評価

この年ユナイテッド・アーティスツの最も人気のあった作品の1つとなった[2]

参考文献

  • A written media review is located in Monthly Film Bulletin (UK), Vol. 1, Iss. 8, September 1934, (MG)

関連項目

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads