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肉体転移
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『肉体転移』(にくたいてんい)は、2003年2月28日にシルキーズより発売されたアダルトゲーム。および、それを原作として2003年12月21日にグリーンバニーより発売されたアダルトアニメ。
この記事には性的な表現や記述が含まれます。 |
なお、「肉体転移」の「転」は、タイトルロゴ上では裏返しとなっている[1]。
シルキーズ作品第28弾である本作は、マルチエンディング方式アドベンチャーゲームだが、エンディングを迎えると条件次第でプレイヤーキャラクターが増え、最終的には5人の各視点からのプレイが可能となる。それにより、同じシナリオでありながらパラレルワールドのような感覚を味わうことができる[1]。
シルキーズ閉鎖後の2021年現在では、FANZA GAMES(旧:DMM GAMES.R18)によってWindows 10対応版がダウンロード販売されている[2]。
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あらすじ
大山平学園が夏休み中のある日、主人公・青島健一が所属している考古学部に、発掘調査中の顧問教師・飯田から怪しい発掘物「祭器」が届く。健一たちが眺めていた次の瞬間、祭器は閃光を放ち、部室内にいた彼ら5人の心と肉体を入れ替えてしまった。それと同時に学園の周囲は光の壁のようなもので覆われ、逃げ出すことも叶わない。どうしようもないまま、健一たちは次々に心と肉体が入れ替わる、奇怪かつ淫靡な体験に翻弄されていく。
登場人物
声優名は非公表。
プレイヤーキャラクター
- 青島 健一(あおしま けんいち)[3]
- 物語開始当初の主人公。考古学部員。美帆や淑美とは幼馴染。
- 倉橋 淑美(くらはし よしみ)[3]
- 軽音楽部員で、ベースを担当している。健一と美帆とは幼馴染ではあるが、学年が1つ上なので姉のような存在である。発掘物を興味本位で見ようと、考古学部の部室に立ち寄った。
- 秋山 美帆(あきやま みほ)[3]
- 軽音楽部員で、ギターを担当している。淑美に付き添う形で、考古学部の部室に立ち寄った。
- 坂条 ひかる(さかじょう ひかる)[3]
- 考古学部員で、健一の後輩。健一に好意を抱いている。普段はおとなしく、読書好き。
- 相馬 隆人(そうま たかひと)[3]
- 考古学部員ではあるが、実質は幽霊部員。発掘物を見ようと、久々に部室に立ち寄った。アダルトアニメ版には登場しない。
サブキャラクター
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開発
本作は
園田は、当時の様子について、素晴らしく楽しいとしつつも生き地獄だったと、2006年のブログ記事で振り返っている[4]。
複数の視点から物語が展開されるというアイデアは、園田の好きな映画『羅生門』にヒントを得て取り入れられた[4]。このうち、淑美と雪乃、ひかるとみみの2組の恋愛はトゥルーエンドを前提として作られた経緯があり、園田も個人的なお気に入りであると前述の記事で振り返っている[4]。
アダルトアニメ
2003年12月21日に『第一章』[7]が、2004年3月25日に『第二章』[8]がそれぞれグリーンバニーより発売された。各30分、DVD全2巻。キャラクター設定に変更が加えられ、アダルトゲーム版に登場していた一部のキャラクターの存在や軽音楽部員の設定は完全に抹消されている。
なお、『Body Transfer』(ボディー・トランスファー)のタイトル名で北米正規版も存在するが、日本国内では入手不可。
2013年1月18日には、第一章と第二章をDVD1枚に収録した廉価版『肉体転移 Best Edition』[9](にくたいてんいベストエディション)がミルキーズピクチャーズより発売された。
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脚注
外部リンク
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