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アームス

かつて存在した日本のアニメ制作会社 ウィキペディアから

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有限会社アームス: Arms Corporation)は、かつて存在した日本アニメ制作会社

概要 種類, 本社所在地 ...

1996年11月18日に設立され、深夜アニメを中心に制作[1]。2017年8月に株式会社コモンセンスへ商号を変更して活動を縮小し、2020年5月31日に解散した[1]

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略歴

スタジオ旗艦でプロダクションマネージメントを務めていた清水修を代表とし、アダルトアニメの制作とぴえろグロス請け業務を目的としてスタジオ旗艦より分社され1996年11月18日に設立された。

当初はピンクパイナップルグリーンバニーといった大手アダルトアニメレーベルを中心に、「ARMS」・「ダンディ・ライオン」・「Triple X」(トリプル・エックス)・「呀龍スタジオ」などの別名義も用いながら数々のタイトルを制作していた[3]が、年を経るに従いタイトル売上は下降へと転じ、公式サイトでは毎月の更新毎にプロデューサーの越中おさむが苦しい胸の内を明かすようになっていく[4][5][6][7][8]。こうして18禁OVA制作に見切りを付け始める一方、2004年に入ると『MEZZO -メゾ-』を皮切りにTVシリーズの自社制作を開始。その後、公式サイトは約1か月間のサーバ整理と称して2年以上もの休眠状態に入り、それまでのサイト内容は一切閲覧不可となった[9][10]

2005年12月22日には、ストーリー原案・キャラクターデザイン作画監督りんしん、脚本にたかおかよしおを迎えて制作した『緋忍伝 呀宇種』の第1巻「朧月の章」をピンクパイナップルから発売した[11]が、売上はもはや当初の作品のようには伸びず、続巻制作を断念。それ以降、18禁OVAは制作していない。

2007年2月20日には、長らく休眠状態にあった公式サイトがリニューアルオープン。当時社内に机を置いていた梅津泰臣[12]の次回作であった、『KITE LIBERATOR』制作決定を報じるFlashムービーも公開された。しかし、以前制作していた18禁OVAのタイトルはサイト内容の作品一覧から全て抹消され、その後の代表作である一般タイトルの『MEZZO -メゾ-』や、『エルフェンリート』などが記載されるだけに留まった。

2015年現在では、主にジェンコプロデュースのテレビシリーズの制作や他社からのグロス請けを中心に活動していた。

2017年8月、株式会社コモンセンスに商号を変更し[13][1]、活動を縮小[1]

2019年9月20日にぴえろプラスが「株式会社スタジオサインポスト」に商号を変更したことに伴い、自社ホームページを完全に閉鎖した[14]

株式会社コモンセンスは、2020年5月31日に解散を決議。同年7月22日に東京地方裁判所から特別清算開始決定を受けた[1]。そして、同年10月6日に法人格が消滅した。

アームスの名称はスタジオサインポストの制作ブランドとして残り、2022年放送の『真・一騎当千』はアームス名義で制作することが発表された[15]

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主な作品

テレビアニメ

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OVA

一般

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18禁

さらに見る 発売年, タイトル ...

制作協力

テレビアニメ
劇場映画
一般OVA
18禁ゲーム
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関連人物

アニメーター・演出家

  • 土屋康郎
  • 宮澤努
  • 武藤技闇
  • ふくもとかん(福田きよむ)
  • りんしん

制作

  • 清水修(創業者)
  • 越中おさむ
  • 小澤一由

関連項目

脚注

外部リンク

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