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荒田八幡宮 (鹿児島市)
鹿児島県鹿児島市にある神社 ウィキペディアから
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荒田八幡宮(あらたはちまんぐう)は鹿児島県鹿児島市下荒田二丁目にある神社。かつての鹿児島の総廟とされる。

祭神
従前よりマムシ除けに利益があるとされ、社殿下の砂をお守りにする。その他、文教や海運、安産の面で篤い信仰がある。
由緒
社伝によれば和銅元年(708年)の創祀というが、建久8年(1197年)の『建久図田帳』に「大隅正八幡宮御領鹿児島郡荒田荘」とある事から、平安時代末期に「大隅正八幡宮」(現鹿児島神宮)の荘園である荒田荘が立荘され、その守護神として同宮を勧請、同宮の分宮(わけみや)として創祀されたと見る説もある。
元亀2年(1571年)大隅国より賊徒が来襲し当神社の神宝を奪ったが、海路俄に暴風がおこり舟諸共沈んだという。
四随神祠
当宮の四方には東西南北に随神を祀る「随神祠」が置かれ、旧荒田荘時代の境界を示すと考えられ、またその地はかつて神領であったため、現在は県立高校・市立中学校・公舎といった公的敷地になっている。以前は正祭(秋季例大祭)に合わせ、「堺回り」(おさけめぐい)と称する神輿担ぎが、祭日を中心とした直近の日曜日にあったが、現在は交通事情等により境内で神輿担ぎが行われている。
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祭祀
神事
かつては鹿児島の宗社として栄え、流鏑馬などが行われていた。現在も年中行事として毎年10月23日に正祭があり、その直近の日曜日に御神幸祭(浜殿下り)が行われる。また、旧暦1月25日前後の日曜日には初午祭が行われ、鹿児島神宮に奉納された飾り馬が当宮に巡回する。
→「初午祭 (鹿児島神宮)」も参照
祠官
宮司は鹿児島神宮宮司が兼務。
境内
参考記述・文献
- 「荒田八幡宮御由来」
- 鹿児島市観光課「荒田八幡宮」(境内案内板)
- 豊増哲雄『古地図に見るかごしまの町』、春苑堂出版、1996年
関連項目
- 福力荒神社大祭 - 同様にマムシ除けのご利益があるとされる神社の祭。
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