トップQs
タイムライン
チャット
視点
落合観音堂
宮城県仙台市太白区四郎丸落合にある仏堂 ウィキペディアから
Remove ads
落合観音堂(おちあいかんのんどう)は、宮城県仙台市太白区四郎丸落合にある仏堂。修験道無畏山落合寺(初め大善院)が別当寺であった。現在は真言宗智山派寺院の光西寺(太白区四郎丸渡道)に属する。
仙台三十三観音霊場第31番札所。本尊は円仁(慈覚大師)作との伝承がある十一面観音で、別名は中木観音。境内に三十三大師を祀る大師堂がある。
歴史
観音堂はかつては袋原村(現在の仙台市太白区袋原)にあり、寛永3年(1626年)に伊達政宗が閖上(現在の宮城県名取市)への途次、観音堂の前を通ると霊験が起ったというので、寛永4年(1627年)に政宗の命を受けた佐々宗綱により当地に茅葺の堂宇が創建され、移転される。修験の大善院に無畏山落合寺の寺号を与えて別当とした。
馬術で藩内で著名な奉行(他藩の家老相当職)の中村日向景貞が絵馬を奉納している。
明治時代の神仏分離令により無畏山落合寺より分離される。昭和25年(1950年)に光西寺に帰属。現在の建物は昭和26年(1951年)名取川改修[3]に伴い移された[4]。
昭和44年(1969年)8月29日に、宮城県の有形文化財(建造物)に指定された[5][4]。
平成4年7月7日に、『中村景貞乗馬図絵馬[6]』を始め、『曳馬図絵馬[7]』『宇治川先陣図絵馬[8]』『金銅板押出三重塔絵馬[9]』の4面が仙台市指定有形民俗文化財(絵画)に指定された[10]。
Remove ads
脚注
参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads