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蔵王トンネル
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蔵王トンネル(ざおうトンネル)は、東北新幹線の福島駅 - 白石蔵王駅間にある新幹線専用の鉄道トンネルである。
概要
全長は11,215m。1982年6月23日に供用を開始し、開業時点では福島トンネル(11,705m)に次ぐ東北新幹線内第2の長大トンネルであった。
建設は日本国有鉄道 仙台新幹線工事局が担当した。工事の施工は、東京方から順に藤田工区(1,150m)、石母田工区(4,000m)、原工区(3,190m)、中ノ目工区(2,875m)の4工区に分割して行われ[1]、施工に関しては藤田工区が奥村組、石母田工区が西松建設、原工区が間組、中ノ目工区が大林組[2]がそれぞれ担当した。
藤田工区を除く3工区では、いずれも工事中に集中湧水が発生し、地表面では河川、井戸などの減水、枯渇が相次いだため、応急対策工事を施工して各地区の必要水量を確保した。 原工区においては、巻き終わったコンクリートが巨大な土圧によって破壊され、鉄筋コンクリートに巻き直しした箇所もあり、当初計画では想定できなかった事態が起こる難工事となった[3]。
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歴史
周辺
脚注
関連項目
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