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行田馬車鉄道
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行田馬車鉄道(ぎょうだばしゃてつどう)は、かつて埼玉県北足立郡吹上村(現在の鴻巣市)の国鉄高崎線吹上駅前から、現在の行田市中心部までを結んでいた馬車鉄道線である。
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歴史
1901年(明治34年)6月に日本鉄道吹上停車場から行田を経て長野村に至る馬車鉄道が開業した。創業時は忍馬車鉄道[1]。発起人は忍町(行田市)の橋本甚五郎ら15名で北埼玉郡忍町行田(行田市)の青縞卸商や足袋製造業者が中心となって設立した。
1905年(明治38年)5月、忍馬車鉄道の経営陣は新たに行田馬車鉄道を設立し前会社の事業を引き継いで経営したが、1922年(大正11年)に北武鉄道(後の秩父鉄道秩父本線)の開通によって会社に大きな影響を受けた。「大正11年度下半期第36期営業報告書」によると客車収入5,860円に対して自動車収入が11,839円と大きく上回り、1922年(大正11年)12月には行田 - 鴻巣間に乗合自動車の営業を開始し[2]、1923年(大正12年)馬車鉄道を廃止して乗合自動車専業となり社名を行田自動車と改めた[3]。行田自動車は1943年、東武鉄道傘下の東武自動車に合併されている。
年表
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路線データ
運行概要
- 1日12往復程度
駅一覧
廃止当時。
- 吹上駅 - (途中駅不明) - 行田駅
接続路線
- 吹上駅:鉄道省高崎線
輸送・収支実績
- 鉄道院年報、鉄道院鉄道統計資料、鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料、鉄道統計各年度版
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車両
客車の車体は木製で幅5尺、長さ8尺、高さ7尺1寸。塗装は樺色および白。定員は18人。貨車もあった。
脚注
参考文献
関連項目
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