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親指トムのブルースのように
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「親指トムのブルースのように」(おやゆびトムのブルースのように、原題: Just Like Tom Thumb's Blues)は、ボブ・ディランの楽曲。『追憶のハイウェイ 61』(1965年)に収録。
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概要
1965年8月2日、ニューヨークのコロムビア・レコーディング・スタジオにて録音。プロデューサーはボブ・ジョンストン。演奏者はマイク・ブルームフィールド(ギター)、ポール・グリフィン(ピアノ)、ボビー・グレッグ(ドラムズ)、ハーヴェイ・ブルックス(ベース)、アル・クーパー(エレクトリックピアノ)[1]。
アルバム『追憶のハイウェイ 61』に収録されたのち、1966年6月10日発売のシングル「アイ・ウォント・ユー」B面にライブ・バージョンが収録される。
主な別バージョンは以下のとおり。
- 1965年8月2日録音のテイク5。『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(第7集)』(2005年)に収録。
- 1965年8月2日録音のテイク3(リハーサル)。『The Bootleg Series Vol. 12: The Cutting Edge 1965–1966』に収録。
- 1965年9月3日、ロサンゼルスで行われたライブ・バージョン。『BOB DYLAN – 50th ANNIVERSARY COLLECTION: 1965, Shop Bob Dylan Support』(2015年)のダウンロード・ファイルとして配信された。演奏者はロビー・ロバートソン(ギター)、アル・クーパー(オルガン)、ハーヴェイ・ブルックス(ベース)、リヴォン・ヘルム(ドラムズ)[2]。
- 1966年5月14日、イギリスのリヴァプールで行われたライブ・バージョン。前述のシングル「アイ・ウォント・ユー」のB面に収録されたほか、コンピレーション・アルバム『傑作』(1978年)に収録された。
- 1966年5月17日、イギリスのマンチェスターで行われたライブ・バージョン。『ロイヤル・アルバート・ホール:ブートレッグ・シリーズ第4集』に収録。
タイトルの「Just Like Tom Thumb's Blues」は歌詞には出てこない。「親指トム」とはイギリスの童話とその主人公の名前であるが、ディランの幾人かの伝記作家はアルチュール・ランボーの詩「わが放浪」(Ma Bohème (Fantaisie))の一節に由来したものと推測している。詩の一節「Petit Poucet rêveur」は一般に英語で「Tom Thumb in a daze」と訳されており、そこからとったのではないかと言われている[3][4][5]。
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カバー・バージョン
- バリー・マクガイア - 『This Precious Time』(1966年)に収録。
- ジュディ・コリンズ - 『In My Life』(1966年)に収録。
- ニーナ・シモン - 『トゥ・ラヴ・サムバディ』(1969年)に収録。
- ニール・ヤング - 『30〜トリビュート・コンサート』(1993年)に収録。
- リンダ・ロンシュタット - 『夢見る頃を過ぎても』(1998年)に収録。
- ジュリー・フェリックス - 『Starry Eyed and Laughing... Songs By Bob Dylan』(2002年)に収録。
- ブライアン・フェリー - 『Dylanesque』(2007年)に収録。
- ランブリン・ジャック・エリオット - 『I'm Not There: Original Soundtrack』(2007年)に収録。
- キャット・パワー - 『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』(2023年)。2022年11月5日にロイヤル・アルバート・ホールで行われたコンサートの音源[6]。
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脚注
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