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豊国先生瘞筆之碑

歌川豊国を顕彰するために建立された石碑 ウィキペディアから

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豊国先生瘞筆之碑(とよくにせんせいえいひつのひ)とは、浮世絵師の初代歌川豊国を顕彰するために建立された石碑のこと。

解説

初代歌川豊国が文政8年(1825年)に死去した後、柳島妙見堂(現在の墨田区業平法性寺)の境内に建立された石碑である。「筆塚」とも称す。その碑文によれば、初代豊国の門人たちが二代目歌川豊国と相談し、豊国の遺筆数百枚を埋めその上に建てた石碑で「文政十一年戊子1828年仲秋」の年紀があり、撰文は狂歌堂真顔、書は山東京山によるものであった。碑の裏面には豊国の門人たち建碑者の連名を記す。しかしこの石碑は関東大震災によって大きく損壊し、現在そのうちの一片が法性寺に残るのみである。

碑文も現存する部分のみでは全てを判読できないが、『UTAGAWA TOYOKUNI UND SEINE ZEIT』(Friedrich Succo著)には損壊する前の碑の写真と、碑表面の拓本の図版を載せており、碑表面の全文についてはこの拓本の図版によって知ることができる。

碑文

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参考文献

関連項目

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外部リンク

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