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豊水橋 (茨城県)
茨城県常総市にある橋 ウィキペディアから
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豊水橋(ほうすいきょう[1]、とよみずばし)は、茨城県常総市の鬼怒川に架かる国道354号の道路橋。
国道354号の鬼怒川に架かる橋である。常総市水海道元町と同市豊岡町の境に位置する。
歴史
渡船時代
江戸時代、豊田郡水海道村から鬼怒川を渡り、結城郡豊岡村を通って北に向かう道は結城街道と呼ばれ、西に向かう道は岩井街道と呼ばれた[2]。渡船によって鬼怒川の両岸が繋がれていた。
架橋の試み
1890年(明治23年)4月、水海道町、豊岡村の有力商人、並びに当時の町村長の主唱のもとに同地に賃取橋(有料橋)が開通した[3]。1898年(明治31年)にこの路線が県道に編入されて有料制は廃止されたが、やがて橋が荒廃したことで渡船に戻ってしまった[3]。
架橋と更新

1903年(明治36年)4月、工費3万8000円で木造の豊水橋が架けられたが、やがて交通が危険な状態となった[3]。そこで1924年(大正13年)2月には約25万3000円の予算で架け替え工事に着工し、1926年(大正15年)7月25日にコンクリート造の2代目豊水橋が完成した[3]。
1961年(昭和36年)末には架け替え工事に着工し、1965年(昭和40年)4月16日には3代目豊水橋の竣工記念式典が行われた[4]。この日は水海道市の市制施行10周年記念祭の初日である[4]。2代目と比べて橋面が1.8メートル高くされ、幅員が2.5メートル広げられた[4]。現在も初代と2代目の橋の橋台が護岸に残されている。
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建築

橋長330.25m、幅員8mの2径間連続ゲルバー式トラス橋である[4]。1965年(昭和40年)の完成時点では茨城県初となる形式だった[4]。
脚注
参考文献
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