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貿易風にさらされて/マリン・ブルー
1977年11月20日に発売されたマザー・グース通算4作目にして最終のシングル(EP:ETP-10342) ウィキペディアから
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「貿易風にさらされて / マリン・ブルー」(ぼうえきふうにさらされて マリンブルー)は、1977年11月20日 に発売されたマザー・グース通算4作目にして最終のシングル。
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解説
「貿易風にさらされて」はファースト・アルバム『インディアン・サマー』[注釈 1]、「マリン・ブルー」はセカンド・アルバム『パノラマ・ハウス』[注釈 2]からのシングル・カット曲だが、山下達郎による編曲、プロデュースにより再レコーディングされている。当時、山下の出版マネージメントを担当していた“P.M.P.”の京極謙が彼にマザー・グースのアルバムを聴かせたことがきっかけで、シングルのプロデュースを引き受けることになった[1]。メンバーの京田由美子によれば、プロデュースの依頼を受けた山下がメンバーと顔合わせする前、新宿ルイードでのマザー・グースのライヴをこっそりと観に来たことがあったという。アマチュア時代、シュガー・ベイブのアルバム『SONGS』[注釈 3]を聴いて強い影響を受けていた彼女たちは、客席の山下の存在に気付いて、かなり舞い上がったという[1]。山下にとって、初のプロデュース作品となったこのシングルのレコーディングにあたり、新曲デモを含む多くのオリジナル・レパートリィの中から選ばれたのが「貿易風にさらされて」と「マリン・ブルー」の2曲だった。このシングルをリリース後、当時交流のあった尾崎亜美のルイード公演やFM番組へのゲスト出演など、1978年 初頭までプロモーション活動を行っていたが、ほどなくしてグループは解散となった。
両曲ともアナログ・シングルが廃盤となってからは聴くことが難しかったが、2005年 にはマスクラット・レコードより『インディアン・サマー』[注釈 1]と『パノラマ・ハウス』[注釈 2]の2タイトルが紙ジャケット仕様でCD化された際にボーナス・トラックとして収録された他[注釈 4][注釈 5]、2013年 にはディスクユニオンの「昭和歌謡ジュークボックス」シリーズの一枚として、400枚限定で7インチ・シングル盤が再発された。
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アートワーク
ジャケット表面にはメンバーの写真が掲載されているほか、以下のキャッチコピーが記されている。
- 無限の可能性を秘めた
- ミラクル・ガール“マザー・グース”
- 次の時代をになうニューミュージックは
- マザー・グースに違いない
ジャケット裏面には歌詞のほか、両曲の楽譜と『インディアン・サマー』[注釈 1]、『パノラマ・ハウス』[注釈 2]のアルバム紹介が掲載されている。
収録曲
SIDE A
- 貿易風にさらされて BŌEKIFŪ NI SARASARETE – (3'26")
- 作詞:金田真由美、作曲:京田由美子、編曲 · プロデュース:山下達郎
- ©1976 Pacific Music Publishing Co., Ltd.
SIDE B
- マリン・ブルー MARINE BLUE – (5'02")
- 作詞:金田真由美、作曲:京田由美子、編曲 · プロデュース:山下達郎
- ©1977 Pacific Music Publishing Co., Ltd.
レコーディング・メンバー
マザー・グース |
京田由美子:Vocal, Side Guitar |
金田真由美:Vocal, Lead Guitar |
高田幸枝:Vocal, Harmonica, Percussion |
貿易風にさらされて
|
マリン・ブルー
|
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スタッフ
プロデュース & アレンジメント:山下達郎 |
ミキシング・エンジニア:吉田保 |
レコーディング・スタジオ:モウリ・スタジオ(目黒) |
リリース日一覧
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脚注
外部リンク
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