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軍馬の郷六原資料館
岩手県金ケ崎町にある資料館 ウィキペディアから
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軍馬の郷六原資料館(ぐんばのさとろくはらしりょうかん)は、岩手県胆沢郡金ケ崎町に所在する資料館である。
沿革
日本の近代化に伴って陸軍が1896年(明治29年)に軍馬を補充するために軍馬補充部を設置した。当時相去村六原地区(現在の金ケ崎町六原)にあった土地を有効利用するために相去村村長、胆沢郡会議員を歴任した桑島重三郎が誘致に尽力し、1898年(明治31年)同地に六原支部が設置された。その後支部長・支部員用の官舎が9区画設置され、3棟が現存する。軍縮に伴い六原支部は1925年(大正14年)に廃止され、広大な土地は農場などを経て現在の岩手県立農業大学校となる。2016年(平成28年)10月29日、資料館として開館し、プロスキーヤーの三浦雄一郎が講演した。館内には三浦の写真や桑島に関する資料などを展示している[1]。
建築
1911年(明治44年)建築。2015年 (平成27年)改修。木造平屋建て、銅板葺、建築面積117m2。廊下を挟んで東側に和室、西側に洋風の応接室が配置された和洋折衷様式。現存例の少ない佐官級宿舎である。2017年(平成29年)5月2日、旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第一棟として第二棟、第三棟とともに国登録有形文化財として登録された[2]。
利用情報
- 開館時間 - 午前9時から午後5時まで
- 休館日 - 毎週月・火曜日、年末年始(12月29日から1月3日)
- 入館料 - 無料
交通アクセス
周辺施設
脚注
外部リンク
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