トップQs
タイムライン
チャット
視点

迷宮島

ウィキペディアから

Remove ads

迷宮島』(めいきゅうじま)は、1988年アイレムが稼動したアーケード用のアクションパズルゲーム。

概要 ジャンル, 対応機種 ...

1990年6月29日にはファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された。なお、1991年に『迷宮島 Special』という名称でPCエンジンへの移植版が発売予定だったが、諸事情により発売中止となった。

本作の稼動前のタイトルは『キックルキューブル』であった。そのため1988年に発売されたサウンドトラックCD『アール・タイプ〜アイレム・ゲーム・ミュージック』に収録されている本作の曲は、『キックルキューブル』の曲として表記されている。また、主人公の名前がキックルであるなど、多少の名残がある。また、日本国外では『Kickle Cubicle』(キックル・キュービクル)のタイトルで発売されている。

なお、以下の内容はファミリーコンピュータ版のものである。

Remove ads

ゲーム内容

システム

ゲームの目的は、主人公キックルが魔王ノースを倒し、氷の世界に変えられてしまったゆめの国と国王、さらにその娘を取り戻すこと。

それぞれの面は、やさいの国(全17ステージ)、くだものの国(全17ステージ)、おかしの国(全16ステージ)、おもちゃの国(全17ステージ)に分かれている。

各ステージは海に囲まれた氷の島で、敵キャラクターを凍らせて氷にし、それを海に向かって蹴ることで陸地を作ることが出来る。ステージ内にある宝袋を3つ取ることでステージをクリアできる。各国のステージを全部クリアするとボス戦へと突入する。ボス戦は基本的に、ボスキャラクターが繰り出す攻撃をかわし、それによって発生したアイテムを蹴って攻撃する。

プレイヤーは制限時間切れになるか、敵キャラクターに当たるか、滑ってくる氷に触れると残機が1消滅する。全ての残機が無くなるとゲームオーバーとなる。

また全ステージをクリアするとスペシャルステージとして高難易度のステージが20ステージ用意されている。

難易度

ゲームの難易度は、序盤は簡単なものが多く、後半に進むにしたがってパズル要素が強くなり、難易度が上がってくる。

特に最終ステージのおもちゃの国やスペシャルステージは、パズル要素だけでなくアクション要素も強くなり、プレイヤーを操作しつつ、パズルを解かなくてはならない高難易度なステージが続く。

Remove ads

登場キャラクター

キックル
このゲームの主人公。見た目は子どもで、赤い耳あてをつけている。お母さんと平和に暮らしていたが、ゆめの国の危機を知り魔王ノースを倒す旅にでる。口から冷気を噴いて敵を凍らせることができる。クリア後にはミルひめと結ばれ、ゆめの国の王子となる。
ミルひめ
魔王ノースにさらわれた国王の末娘で、おもちゃの国のお姫さま。ピンクのドレスを身にまとっている。クリア後には王国を救ったキックルと結ばれる。
トイス国王
夢の国の国王。
パンプひめ
やさいの国のお姫さま。赤いドレスを身にまとっている。
ルテアひめ
くだものの国のお姫さま。南国風の衣装を身にまとっている。
クリムひめ
おかしの国のお姫さま。水色のドレスを身にまとっている。

ボスキャラクター

魔王ノース
このゲームの最大の敵。おもちゃの国(4面)のボス。バケツをかぶった雪だるまの姿をしており、手に蛇の頭の飾りのついた杖をもっている。杖から大きな水色の玉を飛ばしてくる攻撃と、画面外へ消えた後にキックルの頭上へと落下する攻撃をしてくる。
コケラ
やさいの国(1面)のボス。左目に眼帯をつけたニワトリのような姿で、荒っぽい口調の持ち主。4つに分裂する大きな氷の塊を投げつけてくる。
ピロロ
くだものの国(2面)のボス。「〜っピ」という独特の口調で話すピエロ。分裂するバウンドボールとクルクルと前転しながらジャンプする体当たりで攻撃する。
カパン
おかしの国(3面)のボス。河童の姿をしたボスでかなりの強者と恐れられている。分裂する甲羅を投げてくる他に、手足を甲羅に引っ込めて高速回転しながらステージ中を動き回る体当たり攻撃を仕掛けてくる。
Remove ads

移植版

さらに見る No., タイトル ...

スタッフ

  • ゲーム・デザイン:北浩也
  • プログラマー:にしけんじ(トータル・ディレクター)、松本茂一(リーダー)、きだにゆきや、きたむらみつや、たなかよしのり
  • グラフィック:MANCHAN(GIVE ME YOME)、KAME YAMAZAKI、わたやきよし、ひらがみき
  • サウンド:FAN、NORIBOZ、SCLAP
  • オブスタクラー:GOMASURI、KAZUCHAN、JR9CLE、BOOK BRIDGE、MAMA SUGAKO
  • 音楽:石田雅彦

評価

さらに見る 評価, レビュー結果 ...
さらに見る 項目, 総合 ...
ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.05点(満30点)となっている[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「反射神経がかなり必要なゲーム」と紹介されている[1]
Remove ads

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads