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進め一億火の玉だ
国民精神総動員の標語、楽曲 ウィキペディアから
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「進め一億火の玉だ」(すすめいちおくひのたまだ)は、第二次世界大戦中に大政翼賛会が掲げたスローガンの一種、およびそれを題材とした軍歌。
なお、「一億」とは当時日本が統治していた台湾や朝鮮の人口をあわせた数である。本土の人口は7000万人程度であった。
歌はマレー作戦の開戦の当日(1941年12月8日)に既に日本のニュース放送の間奏曲に用いられ、すぐにこのフレーズが流行した[2]。
軍歌
作詞は大政翼賛会が作曲は長妻完至が担当している[3]。歌詞やタイトルから戦争末期を思わせるが、日米開戦翌年の1942年に発売されている。
歌詞では国民の憤激、戦闘意欲高揚などを歌っている。
林伊佐緒、真理ヨシコ、キング男声合唱団による戦後の新録音もある。
B面曲の「頑張りどころだ」は、読売新聞制定歌である。
収録曲
規格品番は67014。
歌詞

発売
レコードとしての発売元はキングレコード、ポリドール・レコード[4]。 「屠れ!米英我等の敵だ」[4]「大東亜決戦の歌」などのレコードも一緒に発売された[5]。
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当時の人々の反応
作家の永井荷風が日記(断腸亭日乗、昭和16年12月12日)で、「むかし英米我等の師、困る億兆火の車」と揶揄する落書きがあったという話を報告している[6]。
脚注
関連項目
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