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遠野馬の里
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遠野馬の里(とおのうまのさと)は、岩手県遠野市にある競走馬、乗用馬育成調教施設である。1998年(平成10年)に日本初の乗用馬生産施設として設立された[1]。運営者は社団法人遠野市畜産振興公社。
事業
馬産地である遠野の、馬を主体とした活性化を図る。
千葉幹夫
遠野馬の里苑長を務める千葉幹夫(ちば みきお、1935年5月1日-2015年12月8日)は、オリンピック総合馬術の選手として活躍した馬術家である。
北海道大学馬術部で馬術を始め、獣医として就職した日本中央競馬会でも競技を続けた[2]。総合馬術の選手として出場した1964年(昭和39年)の東京オリンピックでは34位(乗馬:真歌)、1968年(昭和43年)のメキシコシティオリンピックでは失権(乗馬:ジョセフィン)の成績を残す[3]。フランスのソミュール騎兵学校の教官で、メキシコシティオリンピックの障害馬術選手である騎兵大尉ピエール・デュランが講師として半年間来日した[4]際に指導を受け、その推薦をもってフランスの奨学金を得てソミュール騎兵学校に学ぶ[2]。その後、後進の指導にあたり、1988年(昭和63年)4月から1989年(平成元年)2月まで馬事公苑苑長を務める[5]。1996年(平成8年)に遠野馬の里の前身である職員養成所の所長として赴任した[2]。「馬は人間の鏡」との考えを持つ[1]。
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主な施設
競走馬育成調教施設
繁殖改良施設
- 種雄馬厩舎(12頭収容、サンシャインパドック併設)
- 種馬パドック
- 種雌馬厩舎
- 試情場(雌馬の発情状況を観察する施設)
- 種付場
- 診療施設(本交の他人工受精師協会の実証展示を行う)
ホースパーク
- クラブハウス
- 角馬場(50m×50m)
- 覆馬場
- ふれあい広場
- ホースパーク厩舎(10頭収容)
- トレイルコース(繁殖改良施設の周囲を回る810mのウッドチップコース)
所在地
岩手県遠野市松崎町駒木4地割120-5
主な施設利用競走馬
脚注
外部リンク
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