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酸性酸化物
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酸性酸化物(さんせいさんかぶつ)とは、水と反応して酸を生じるか、塩基と反応して塩を生じる非金属元素または酸化数の大きな金属元素の酸化物である。しばしば酸無水物と混同される。
酸性酸化物には以下のものがある。
無水物のような酸性酸化物
いくつかの酸性酸化物は水と反応して明確な酸を形成する。その反応式は、
- EOx + yH2O → H2yEOx+y
しかし、正確な化学量論は場合によって異なる。しばしば酸は溶液中でのみ存在できるものがある。例えば、橙色の酸化レニウム(VII)は水に溶けて無色となり、酸性の過レニウム酸イオン溶液となるが、遊離酸の過レニウム酸(HReO4)は単離できない。
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二酸化ケイ素
二酸化ケイ素は特殊なケースで、水、酸(フッ化水素酸を除く)、塩基とも反応しない。実際は熱濃アルカリ溶液にはゆっくり溶け、高温高圧条件において水和する。アルカリ水溶液によるガラス(不純物を含むシリカ)の遅いエッチングは実験室では重要となる。
融解水酸化ナトリウムと反応してケイ酸ナトリウムを与えることから、他の第14族元素の二酸化物のように酸性酸化物として見ることができる。
- 2NaOH + SiO2 → Na2SiO3 + H2O
参考文献
- グリーンウッド, ノーマン; アーンショウ, アラン (1997). Chemistry of the Elements (英語) (2nd ed.). バターワース=ハイネマン. ISBN 978-0-08-037941-8.
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関連項目
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