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金光寺 (京都市下京区本塩竈町)

京都市下京区本塩竈町にある時宗市屋派本寺の寺院 ウィキペディアから

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金光寺(こんこうじ)は、京都市下京区本塩竈町にある時宗市屋派本寺の寺院。山号は市中山、院号は最勝王院。本尊は阿弥陀三尊(引接の阿弥陀如来)。市屋道場とも呼ばれる。

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金光寺

歴史

時宗十二派のうちの市屋派の本寺。『山州名跡志』によれば、承平年間(931-938年)、踊念仏の祖とされる空也が、七条堀川小路北西角に建立したのに始まるとされる。弘安7年(1284年)、一遍が都の各地で踊念仏を行った際、空也の遺跡である当寺に立ち寄ったことが『一遍聖絵』に見える。当寺の唐橋法印は一遍に帰依して名を作阿(作阿弥陀仏)と改め、天台宗から時宗に改宗したという[1]

また平安京の東市(ひがしいち)に近いことから「市屋道場」、または「一夜道場」とも称された[2]。中世には、境内に市姫大明神を祀ったことから、市姫金光寺とも称された[3]

天正19年(1591年)、西本願寺の寺地移転に伴って、豊臣秀吉によって現在の寺地へ移された[3]。旧寺地は現在の西本願寺および興正寺の境内にあたる[4]

1907年明治40年)に長楽寺に統合された遊行派の七条道場金光寺は別の寺院である。

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文化財

所在地

交通

末寺

周辺情報

脚注

参考文献

外部リンク

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