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鎮碇
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鎮碇(ちんてい[1]、ちんじょう[2])は、大日本帝国陸軍が各地の飛行場に設置した着陸訓練設備。現地に残存している例は日本国内で数例しかないとされる[3]。
旧知覧飛行場
旧陸軍知覧飛行場着陸訓練施設鎮碇は鹿児島県南九州市知覧町にあった旧知覧飛行場(現知覧平和公園)の西方にあった飛行訓練施設である[2]。1941年(昭和16年)に建設[2]。RC造[2]。床部は南北に10メートル、東西に6メートルで、脚部を2つ置いて梁を渡し、梁に着陸訓練用のロープを固定したものである[2]。
2007年(平成19年)7月31日に「旧陸軍知覧飛行場着陸訓練施設鎮碇一棟」として国登録有形文化財(建造物)に登録されている[4]。
旧金丸原飛行場
栃木県大田原市にあった金丸原飛行場跡付近にも疑似飛行機の着陸訓練に使用された鎮錠が設けられていた[3]。那須与一伝承館の調査によるとコンクリート製で、高さ約2.3メートル、横約3.8メートル、奥行き約2.4メートルである[3]。両脚に梁を渡したコの字形で、離れた塔から疑似飛行機をワイヤーで吊るし、着陸時の操縦感覚を得る訓練をしたとされる[3]。
旧太田飛行場
脚注
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