トップQs
タイムライン
チャット
視点
長谷川龍雄
ウィキペディアから
Remove ads
経歴

鳥取県鳥取市出身。1939年に東京帝国大学航空学科を卒業後、立川飛行機に入社。キ94の設計主務などを務める。キ94の翼型は「TH翼」という層流翼で、長谷川の研究の応用である(THは長谷川のイニシャル)[注釈 1]。終戦に伴い、1946年にトヨタ自動車工業(現在のトヨタ自動車)に入社[5]。初代トヨエースの主査[注釈 2]を皮切りに、初代パブリカ、トヨタスポーツ800、初代カローラの主査を歴任した[6]。1967年に取締役製品企画室副室長に就任[7]、その傍ら初代セリカ・カリーナの開発主査を務める[6]。またそういった量産車以外にもFRP製のスポーティな試作車23A(1956年)[注釈 3]なども設計している[5]。1972年に常務取締役製品企画室長に就任[7]、1978年から1982年まで専務取締役を経て退任。2004年に日本自動車殿堂入りを果たす[6]。
2008年4月29日に老衰のため神奈川県横浜市の病院にて逝去。92歳(享年93)[8]。
- 初代トヨエース
(トヨペット・SKB型トラック) - 初代パブリカ
- トヨタスポーツ800
- 初代カローラ
- 初代セリカ
- 初代カリーナ
Remove ads
主査10ヶ条
トヨタの主査ポジションの後継者養育にあたって、指針として次の10ヶ条を挙げた[9]。
- 主査は常に広い知識、見識を学べ。
- 主査は自分自身の方策を持つべし。
- 主査は大きくかつよい網を張れ。
- 主査はよい結果を得るために全知全能を傾注せよ。
- 主査は物事を繰り返すことを面倒がってはならぬ。
- 主査は自分に対して自信(信念)を持つべし。
- 主査は物事の責任を他人のせいにしてはならぬ。
- 主査と主査付は同一人格であらねばならない。
- 主査は要領よく立ち回ってはならない。
- 主査に必要な資質――知識、技術力、経験、洞察力、判断力、決断力、度量、感情的でなく、冷静であること、活力、粘り、集中力、統率力、表現力、説得力、柔軟性、無欲という欲(人格)。
余談
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads