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関西学生対校駅伝競走大会

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関西学生対校駅伝競走大会(かんさいがくせいたいこうえきでんきょうそうたいかい)は、関西学生陸上競技連盟主催の関西大学対抗の駅伝競走である。関西学生陸上連盟所属の大学による地方大会であるが、関東学生陸上競技連盟が主催する箱根駅伝と同様の一大イベントに育てようという計画があり、2005年からは「関西学生対校駅伝競走大会兼西日本大学招待」という形式のびわ湖大学駅伝(びわこだいがくえきでん)として開催され、2009年から2012年(第67回大会から第74回大会)までは「びわ湖大学駅伝 兼 関西学生対抗駅伝競走大会」として開催された。2013年(第75回大会)からは舞台を丹後半島に移し「丹後大学駅伝」として開催される。本来、丹後大学駅伝と関西学生対校駅伝競走大会は別の競技大会であるが、便宜的に本項目にて双方の説明を行なう。

丹後大学駅伝

要約
視点

丹後建国1300年記念事業の一環として2013年から丹後半島を舞台に実施される関西学生対校駅伝である。2013年の大会は第75回関西学生対校駅伝にあたる。出場校は第74回関西学生対校駅伝競走大会の上位8校と、予選会上位12校の計20校である。2023年現在は、前回大会の上位10校をシード校とし、残る12校は各校上位8名の10000m公認記録によって選考されている。

本大会ではびわ湖大学駅伝で実施されていた招待校の参加は無い。2022年までは学連選抜等のオープン参加も無かったが、2023年(第85回大会)に関東地区から青山学院大学がオープン参加した[1]

2013年から2022年までは京丹後市久美浜浜公園をスタートし、宮津市役所前までの全8区間で開催された。なおコースは度々変更されており、2016年には総距離が81.4kmから84.1kmに変更、2022年には1区・2区のコースが変更され、総距離84.5kmとなった。

2023年より大規模なコース変更が行われ、宮津市民体育館をスタートし、京丹後はごろも陸上競技場を経由したのち京丹後市網野町・丹後町を回り、京丹後はごろも陸上競技場をゴールとする全8区間74.4kmのコースとなっている。

コース(2023年以降)

宮津市民体育館をスタートし、京丹後市網野町・丹後町を回り、京丹後はごろも陸上競技場をゴールとする全8区間(74.4km)で行われる。

  • 第1区(09.9km) 宮津市民体育館→天橋立→一の宮桟橋→阿蘇シーサイドパーク
  • 第2区(11.8km) 阿蘇シーサイドパーク→丹鉄与謝野駅→酒戸古→京丹後市役所大宮庁舎
  • 第3区(05.6km) 京丹後市役所大宮庁舎→大宮自然公園→京丹後はごろも陸上競技場
  • 第4区(10.4km) 京丹後はごろも陸上競技場→峰山→丹後王国フルーツガーデン
  • 第5区(04.6km) 丹後王国フルーツガーデン→島津→丹後緑風高校網野学舎
  • 第6区(10.3km) 丹後緑風高校網野学舎→掛津→砂方→間人漁港
  • 第7区(11.4km) 間人漁港→京丹後市役所丹後庁舎→チロリン村→弥栄小学校
  • 第8区(10.4km) 弥栄小学校→和田野→峰山→京丹後はごろも陸上競技場

コース(2013年 - 2022年)

京丹後市久美浜浜公園をスタートし、宮津市役所前までの全8区間(84.5km)で行われる。

  • 第1区(10.3km) 久美浜浜公園→久美浜C.C.前→旧久美浜臨海学校前→久美浜浄化センター前
  • 第2区(06.8km) 久美浜浄化センター前→(国道178 号)→浜詰→塩江→七竜峠ロードパーク前
  • 第3区(07.0km) 七竜峠ロードパーク前→磯→浅茂川漁港→小浜キャンプ場前
  • 第4区(09.8km) 小浜キャンプ場前→小浜橋→新間人トンネル前→京丹後市商工会丹後支所前
  • 第5区(12.3km) 京丹後市商工会丹後支所前→京丹後市丹後市民局前→旧豊栄小学校前→弥栄小学校前
  • 第6区(13.3km) 弥栄小学校前→和田野→丹波小学校前→峰中前→新山保育所跡前→河辺→入道峠頂上付近
  • 第7区(13.3km) 入道峠頂上付近→京丹後大宮IC→三重→水戸谷→丹鉄与謝野駅前→石田→岩滝小学校前
  • 第8区(11.7km) 岩滝小学校前→岩滝変電所→与謝の海支援学校前→府中小学校前→天橋立→宮津市役所前

歴代出場校順位成績(丹後大学駅伝)

  • 回数は関西学生対校駅伝競走大会の通算回数を表す。
さらに見る 第75回(8区間 81.3km) (2013年11月24日), 第76回(8区間 81.4km) (2014年11月22日) ...
  • ボールド体の校名は次大会のシード権獲得校。
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びわ湖大学駅伝

要約
視点

2004年まで京都の丹後半島で行なわれていた関西学生対校駅伝競走大会の舞台を琵琶湖西岸へと移すと共に、西日本地区からの参加校を招待し、「びわ湖大学駅伝 関西学生対校駅伝競走大会兼西日本大学招待」として2005年から開催されるようになった。2009年からは「びわ湖大学駅伝 兼 関西学生対抗駅伝競走大会」として実施している。大会は、全参加大学で競われるびわ湖大学駅伝競走、そして関西学生陸上競技連盟所属大学だけで競われる関西学生対校駅伝競走大会の2本立てで行なわれる。びわ湖大学駅伝の勝者は「総合第1位」と称される。コースは新設で、滋賀県長浜市西浅井支所から大津市の膳所城跡公園までの8区間83.6km。琵琶湖で学生駅伝が行われるのは44年ぶり。西日本大学招待を除く上位校には次回大会のシード権が与えられており、2005年から2007年までは関西勢の上位13校、2008年からは関西勢の上位10校がシード権を得ている。主催は関西学生陸上競技連盟、読売新聞社滋賀県

2005年の大会は、関西学生陸上競技連盟所属の20校と、東海、中・四国、九州からの招待校6校が出場。立命館大学が総合第1位となった。

2006年は招待校の第一工業大学がびわ湖大学駅伝の総合1位となった。また総合2位の立命館大学が関西学生対校駅伝競走大会を2連覇した。

2007年は立命館大学が総合1位となり、併せて関西学生対校駅伝競走大会を3連覇した。

2008年は「厳しい競争で参加校の実力を高める」ことを目的に出場校数の見直しが行なわれ、予選会からの出場枠を2つ減らし5校とし招待校の参加数も削減した。このため、この大会は前年度にシードを獲得した13校と予選会通過の5校の関西勢18校と、西日本地区の招待校4校の計22校で争われた。その結果、招待校の第一工業大学が2年ぶりの総合1位となり、総合2位の立命館大学が関西学生対校駅伝競走大会を4連覇した。次回大会のシード権は関西勢の上位10校に与えられた。

2009年から、予選会6位以下の大学の成績上位選手を選抜編成した関西学連選抜チームが参加するようになった。また西日本招待校数は東海、中四国、九州の各地区から1校ずつ計3校となり、関西勢15校と合わせた全19チームが参加した。大会は立命館大学が総合1位となり、併せて関西学生対校駅伝競走大会を5連覇した。

2010年に第4中継所が変更されたことに伴い、総距離が83.4kmから83.6kmへ変更した。

びわ湖大学駅伝としての開催は2012年を以て中断とし、2013年からは会場を丹後半島に移し「丹後大学駅伝」として行われることになった。琵琶湖での中断の理由は、当初の目標だった琵琶湖1周コースが実現困難なことや、運営を担う学生の負担が大きいためである[2][3]

コース

長浜市西浅井支所をスタートし、膳所城跡公園までの琵琶湖西岸を走破する全8区間(83.6km)で行なわれる。

  • 第1区(11.1km) 長浜市西浅井支所→大浦交差点→大崎観音→高木浜
  • 第2区( 7.3km) 高木浜→中庄浜交差点→北仰東交差点→今津
  • 第3区(11.0km) 今津→木津→新旭風車村→北船木
  • 第4区( 9.6km) 北船木→加茂橋→勝野交差点→白ひげ浜
  • 第5区( 9.0km) 白ひげ浜→北小松駅口交差点→北比良
  • 第6区(12.8km) 北比良→志賀駅口交差点→南船路以南交差点→今堅田
  • 第7区(15.1km) 今堅田→琵琶湖大橋西詰→琵琶湖大橋東詰→琵琶湖博物館→北山田
  • 第8区( 7.7km) 北山田→大萱交差点→近江大橋→膳所城跡公園

歴代出場校順位成績(びわ湖大学駅伝大会)

  • ☆の付いた校名は関西学生対校駅伝競走大会の優勝校を表す。
  • 回数は関西学生対校駅伝競走大会の通算回数を表す。
さらに見る 第67回(8区間 83.4km) (2005年11月19日), 第68回(8区間 83.4km) (2006年11月18日) ...
  • 総合1位の括弧内は総合記録タイム。
  • ボールド体の校名は次大会のシード権獲得校、斜字体の校名は西日本大学招待校。
  • OPはオープン参加。OPの後の括弧内の数字は相当順位を表す。

 

西日本大学招待競走
  • 括弧内の回数は関西学生対校駅伝競走大会の通算回数を表す。

ボールド体は最上位校

東海地区中四国地区九州地区
2005年(第67回) 中京大学総合12位広島経済大学総合10位第一工業大学総合3位
四日市大学総合13位徳山大学総合15位福岡大学総合6位
2006年(第68回) 四日市大学総合10位徳山大学総合6位第一工業大学総合1位
名古屋大学総合12位広島経済大学総合14位福岡大学総合9位
2007年(第69回) 四日市大学総合13位岡山大学総合18位第一工業大学総合3位
愛知工業大学総合15位島根大学総合24位日本文理大学総合4位
2008年(第70回) 愛知工業大学総合7位出場せず第一工業大学総合1位
中京大学総合14位福岡大学総合16位
2009年(第71回) 中京大学総合8位岡山大学総合18位第一工業大学総合3位
2010年(第72回) 名古屋大学総合14位愛媛大学総合18位第一工業大学総合3位
2011年(第73回) 愛知工業大学総合12位環太平洋大学総合20位第一工業大学総合2位
2012年(第74回) 中京大学総合11位環太平洋大学総合19位第一工業大学総合5位


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関西学生対校駅伝競走大会

要約
視点

第1回の関西学生対校駅伝競走は、関西学生陸上連盟及び大阪毎日新聞の主催で1936年1月31日に京都平安神宮から阪神甲子園までの京阪神の三都を走破する7区間65.6kmで行われた。1月17日に関西学生陸上連盟京都支部主催の第10回京都学生駅伝が開催されていたこともあり、第1回に参加したのは阪神地区の旧制大学旧制専門学校4校(関西大学、関西学院大学、日本大学大阪専門学校(現近畿大学)、大阪商科大学(現大阪市立大学))のみであった。第1回大会の優勝は関西大学で記録は3時間52分03秒であった。2004年まで丹後半島で開かれていたが、2005年から18年ぶりにコースが琵琶湖へと戻され、2012年までびわ湖大学駅伝の一部として行なわれた。2013年の第75回大会より、再び開催地が丹後半島へと戻された。

コースの変遷

  • 第1回:京阪神コース(京都・平安神宮 ⇒ 西宮・阪神甲子園、7区間 65.6km)
  • 第2回:京阪神コース(京都・平安神宮 ⇒ 神戸・湊川神社、9区間 84.8km)
  • 第3回:京阪神コース(神戸・湊川神社 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 86.4km)
  • 第4回-第6回:京阪神コース(神戸・湊川神社 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 84.8km)
  • 第7回-第8回:京阪神コース(京都・平安神宮 ⇒ 神戸・湊川神社、9区間)
  • 第9回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・岡崎公園、9区間 86.5km)
  • 第10回-第11回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・岡崎公園、9区間 88.5km)
  • 第12回:奈良公園内周遊コース(奈良市役所 ⇒ 奈良公園内周遊、9区間 67km)
  • 第13回-第14回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 86.5km)
  • 第15回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 83.888km)
  • 第16回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 86.485km)
  • 第17回:京阪神コース(神戸駅 ⇒ 京都・平安神宮、9区間 83.348km)
  • 第18回-第19回:京阪神コース(神戸・三宮駅 ⇒ 京都・平安神宮、7区間 79km)
  • 第20回-第21回:琵琶湖一周コース
  • 第22回:琵琶湖西回り一周コース(滋賀県庁 ⇒ 大津市役所、13区間 174.3km)
  • 第23回:琵琶湖一周コース
  • 第24回:奈良県庁発県下一周(7区間 64.3km)
  • 第25回:橿原神宮~奈良(7区間 75km)
  • 第26回:西京極体育館発着・須知折り返し(7区間 84.2km)
  • 第27回-第30回:京都市立体育館発着・須知折り返し(7区間 82.6km)
  • 第31回-第33回:京都市立体育館 ⇒ 福知山自衛隊正門(7区間 82.5km)
  • 第34回:京都市立体育館 ⇒ 福知山自衛隊グランド(7区間 83.2km)
  • 第35回-第41回:近江八幡市周回コース(7区間 75.2km)
  • 第42回-第45回:近江八幡市周回コース(7区間 85.8km)
  • 第46回-第48回:淀川河川公園コース(7区間 85km)
  • 第49回:丹後半島コース(8区間 75.1km)
  • 第50回-第51回:丹後半島コース(8区間 74.7km)
  • 第52回:丹後半島コース(8区間 74.9km)
  • 第53回-第61回:丹後半島コース(8区間)
  • 第62回-第64回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津・天橋立、8区間 79.5km)
  • 第65回-第66回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津・島崎公園グランド、8区間 82.5km)
  • 第75回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 81.3km)
  • 第76回-第77回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 81.4km)
  • 第78回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 84.1km)
  • 第79回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 84.4km)
  • 第80回-第81回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 84.1km)
  • 第82回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 京丹後はごろも陸上競技場、7区間 71.6km)
  • 第83回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 84.1km)
  • 第84回:丹後半島コース(久美浜・浜公園 ⇒ 宮津市役所前、8区間 84.5km)
  • 第85回:丹後半島コース(宮津市民体育館 ⇒ 京丹後はごろも陸上競技場、8区間 74.4km)

歴代出場校順位成績

歴代出場校順位成績(関西学生対校駅伝競走大会)

さらに見る 第1回【京阪神コース】(7区間 65.6km) (1937年1月31日), 第2回【京阪神コース】(9区間 84.8km) (1938年1月23日) ...
  • 第2回大会で5位入線の日本大学大阪専門学校は、伴走を付けたことによる規約違反で最下位に降着。
  • 第30回大会は中京大学がオープン参加し2着入線。
  • 第37回大会はオープン参加2校。
  • 第38回大会はオープン参加2校。
  • 第43回大会はオープン参加1校。
  • 第67回大会以降の成績についてはびわ湖駅伝競走大会を参照。
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脚注

外部リンク

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