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ニクロム
ニッケルとクロムとを中心とした合金 ウィキペディアから
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ニクロム(Nichrome)は、ニッケルとクロムを中心とした合金。電気抵抗が大きいため、発熱素子として、電気ストーブなどによく使われる。

「ニクロム線」は、電熱線の代名詞ともなっている。後発で、多くの特性でより優れた 鉄・クロム・アルミニウム合金のカンタル(登録商標、Kanthal)に電熱線の主役が移ったが、カンタルが一般に知られていないため、カンタル線もニクロム線と呼ばれることがある。
ニクロムは米国ドライバーハリス社の登録商標であった。Nichromeと表記される。1905年、技師のアルバート・マーシュによって開発された。
ニッケルを80 %含んだものをニクロム80と言い、NCH-1相当である。また、ニッケルを60 %含んだものをニクロム60と言い、NCH-2相当である。その他に40 %、20 %等が有る。
鉄クロム合金に比べ勝る主な特性として耐酸化雰囲気特性、耐クリープ性が挙げられる。
なお、「ニクロム」の1文字目がカタカナの「ニ」であるのに対して、「二クロム酸カリウム」などの場合は、1文字目が漢字の「二」となっている。
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関連項目
外部リンク
- 電熱線 理科ねっとわーく(一般公開版) - ウェイバックマシン(2017年10月3日アーカイブ分) - 文部科学省 国立教育政策研究所
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