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青柳古墳群

埼玉県神川町にある古墳群 ウィキペディアから

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青柳古墳群(あおやぎこふんぐん)は、埼玉県児玉郡神川町にある古墳群群集墳)。

概要 青柳古墳群, 所在地 ...

概要

270基余りの古墳が確認され、十二ヶ谷戸・二ノ前・南塚原・北塚原・上竹・関口・元阿保・四軒左家・城戸野・海老ヶ久保の10支群に分かれ分布している[3]

2009年(平成21年)7月からの南塚原支群の発掘で、平安時代土壙墓から完全な形の灰釉陶器の椀が出土した[4]

主な古墳

南塚原10号墳

径10~15メートルの円墳。主体部は、弱い胴張りのある両袖型横穴式石室で、南西方向に開口する。副葬品は、大刀6(内1つに銀象嵌)・鉄鏃81・飾弓金具9・刀子2・鐔2・勾玉13・ガラス小玉257・切小玉4・丸玉22・耳環6でほほ原位置を保って出土した。6世紀末~7世紀初頭の築造。遺物は1993年(平成5年)2月17日付けで町指定有形文化財に指定された[5]

諏訪ノ木古墳

径14メートルの円墳。墳丘は畑の下に埋没している。墳丘は2段築成で葺石が施されている。平坦面には埴輪が並べられていた。主体部は無袖型横穴式石室で、南西方向に開口する。副葬品は、ガラス小玉2・滑石製臼玉1・耳環3が出土した。また前庭部から須恵器群と金銅装大刀鞘の破片が発掘されている。6世紀中頃~後半の築造。埴輪類は1993年(平成5年)2月17日付けで町指定有形文化財に指定された[6]

大塚稲荷古墳

南塚原支群の1つ。径40メートル・高さ6.5メートルの6世紀後半築造の円墳で、円筒埴輪や形象埴輪が出土した。2002年(平成14年)5月31日付けで町指定史跡に指定された[2]

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脚注

関連項目

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