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風来忍法帖
山田風太郎の小説 ウィキペディアから
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『風来忍法帖』(ふうらいにんぽうちょう)は、山田風太郎の時代小説。忍法帖シリーズの第9長編。『週刊大衆』に1963年(昭和38年)3月16日号から12月26日号まで連載された。主人公側が「忍法の素人が複数」という設定の最初の作品である。
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1965年に同名で映画化された。
登場人物
香具師(やし)たち
風摩組忍者
風摩組くノ一
- お雁(おかり) - 風摩組くノ一のリーダー格。
- お燕(おえん) - 風摩組くノ一
- お鶴(おつる) - 同上
- お鳶(おとび) - 同上
- お鷺(おさぎ) - 同上
- お雉(おきじ) - 同上
伊賀忍者
その他
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登場する忍法
- 忍法風閂(かぜかんぬき) - 髪の毛を使い、人間の体を切り刻む。
- 忍法砂鋳形(すないがた) - 砂に女性の全身の形を取って、その上に自分の体を合わせるとそっくりに変身する。
- 忍法忍びの水月(しのびのすいげつ) - 掌から出る粘液を壁や柱に塗り、鏡状態に変える[1] 。
- 忍法落花もどし(らっかもどし) - 切断された自分の肉体を元通りにつなぐ。
- 忍法蝙蝠(こうもり) - 天井に足を密着、逆さのまま刀を振るい、落下して襲撃する[2] 。
- 忍法恋さみだれ(こいさみだれ) - 粘着力の強い糸を投げ、相手の体に貼り付くと激痛が走る。
- 忍法風琴水琴(ふうきんすいきん) - 髪の毛を張って侵入者がそれに触れると、微弱な警戒音が発生する。
- 忍法子宮針(こつぼばり) - 子宮に針を仕込んでおき、性交時に男根を刺す。
- 忍法通し矢の眼(とおしやのめ) - 物体が透き通って見える。
- 忍法扇針(おうぎばり) - 両手の指の間に長い針をはさみ、突いたり投げたりする。
- 忍法針鼠(はりねずみ) - 無数の柳葉刀を操り、相手の肉体を穴だらけにする。
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書誌情報
映画
1965年5月16日に東宝系で公開された。カラー、宝塚映画製作、東宝スコープ、85分。
なお1968年には、続編『風来忍法帖 八方破れ』が公開されている。
スタッフ
出演者
同時上映
『最後の審判』
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脚注
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