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飛行館
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飛行館(ひこうかん)、ないし、飛行会館(ひこうかいかん)[1]は、かつて1929年から1970年にかけて東京の西新橋にあった6階建の建物[2]。跡地には、航空会館が1978年に建設された[2]。
概要
当時の社団法人帝国飛行協会(後の日本航空協会の前身)の会館として、東京市芝区田村町(後の港区西新橋)に開館した建物である。1929年に竣工した飛行館は、地上6階・地下1階で、当時としては大きな建物であり、5階から6階にかけては設けられていた大講堂 は、ホールとして演劇や、映画の上映にも使用された[2]。屋上には、さらに2階建の建屋があった。第二次世界大戦前から演劇の上演がしばしばおこなわれ、築地座、文学座などが公演をおこなった。映画館として経営されていた時期もあった。
飛行館は戦時下の空襲を免れたため、戦後も様々な用途で用いられた[2]。NHKは大講堂を収録スタジオとして使用し、公開収録もおこなったため「飛行館ホール」の名は、放送を通じて全国的にも知られた[2]。また戦後も、東芸、劇団青俳、新演劇研究所、新制作座[3]、劇団四季[4]などの演劇公演がおこなわれた。
エピソード
- 1931年、来日したチャールズ・リンドバーグが来館しており、その折の写真や資料は航空会館に保存・展示されている[2]。
飛行館に主要な事務所を構えていたことがある企業の例
- 日本ヘリコプター輸送(全日本空輸の前身)
- 東映
- 飛行館スタジオ(サウンド・シティ (企業)の前身)
脚注
参考文献
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