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香川まさひと

日本の脚本家、漫画原作者 ウィキペディアから

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香川 まさひと(かがわ まさひと、1960年5月12日 - )は、日本脚本家漫画原作者神奈川県横浜市出身。

経歴・人物

神奈川県立厚木高等学校に在学中、同級生の木原実八巻和弘加藤秀和8ミリ映画を制作。和光大学人文学部人間関係学科では漫画研究会に所属。同学年の部員に、岩明均篠原烏童近石まさしらがいた。1983年ぴあフィルムフェスティバルで『青春』が大森一樹賞、1984年に『バスクリンナイト』が大島渚賞をそれぞれ受賞。東京都町田市の古書店高原書店に勤務[1]

1988年にCBS・ソニーレコード(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)サウンドギャグコンテストで「これはなんですか」が伊武雅刀賞を受賞。同年、NHK演芸台本コンテストで「いらいら」が最優秀賞を受賞。NHK演芸班に勤務[2]1991年自主製作監督作品『下らない人生』がぴあフィルムフェスティバル、イメージフォーラムコンテストでそれぞれ入選。

1990年オリジナルビデオ『ねっけつ放課後クラブ』(全3巻、原作・宮村優子/山本おさむ、監督・池田敏春ほか)で脚本家としてデビュー。講談社少年マガジン』・コミックプランナー大賞で『死んだ耳』が大賞を受賞し、漫画原作者としてもデビュー。以後、映像作品の脚本家と漫画の原作者としての二足わらじを履く。2018年、『下らない人生』から27年ぶりの自主映画監督作品『セグウェイ』を制作。同作には吉田大八、木原実、井手陽子(『羊の木』のプロデューサー)が出演し、吉田大八プレゼンツ・香川まさひとの世界」(ぴあフィルムフェスティバル)で上映された[3]

趣味はSNSで「磯遊び」「ビーチコーミング」を検索して「いいね」を押すこと[4]、古本市や骨董市での買い物[5][6]、スクラップブック作り[7]など。

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主な作品

映画・オリジナルビデオ作品(脚本)

テレビドラマ(脚本)

漫画原作

  • まんぽんパワーむくむ(1999年、作画:樋口ポンチ、集英社)
  • 臨床心理士・聖徳太一(2001年 - 2002年、作画:松村陽子、全5巻、集英社)
  • 101・102(2004年、作画:たなかしえ、集英社)
  • 島根の弁護士(2004年 - 2006年、作画:あおきてつお、全13巻[注 2]、集英社)[注 3]
  • 監察医 朝顔(2006年 - 2012年、作画:木村直巳、全30巻、実業之日本社)[注 4]
  • 朧 -OBORO-(2007年、作画:木村直巳、全1巻、デジマ)
  • 逃亡花(2008年 - 2009年、作画:和気一作、全6巻、日本文芸社)[注 5]
  • ごくつま刑事(2010年、作画:和気一作、日本文芸社)[注 6]
  • 新おみやさん(2010年、原作:石ノ森章太郎、作画:木村直巳、全2巻、小学館)[注 7]
  • 放課後の拳銃(2012年、作画:木村直巳)
  • すばらしきかな人生 まさみ(2015年、全3巻、作画:若狭星、小学館)
  • ましろ日(2017年 - 2019年、全7巻、作画:若狭星、小学館)
  • 前科者(2017年[8] - 2024年[9]、全17巻、作画:月島冬二、小学館)[注 8]
  • 夫婦めし(2019年 - 2023年、全2巻、作画:木村直巳、少年画報社)
  • 辛辣なるグルメ(2021年[11] - 2024年[12]、全8巻、作画:若狭星、小学館)
  • ワケあって、真鶴で民泊はじめました(2022年、全1巻(電子書籍)、作画:あいにゃー、小学館)
  • 公邸料理人サトーさん(2023年 - 、連載中、作画:木村直巳、少年画報社)
  • 穴棒(『ビッグコミック増刊号』2025年1月号[13] - 、作画:月島冬二、小学館)

演劇脚本

  • ホテルメトロポリタン・ミステリーナイト そして哀しい朝が来る(1993年)
  • ホテルメトロポリタン・ミステリーナイト 青い迷宮(1994年)
  • Wボイン(1998年、劇団木原実)
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脚注

外部リンク

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