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龍の落とし子
イネの品種 ウィキペディアから
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龍の落とし子(たつのおとしご)は、1999年(平成11年)に高木辰五郎が育成したイネ(稲)の品種[1]。「山田錦」と「金紋錦」を交配した「山酒4号」を花粉親、「美山錦」を種子親とする交配によって育成された酒造好適米である[1]。
概要
山形県で醸造業を営む高木酒造の14代目社長である高木辰五郎が、約18年かけて育成した[1]。「酒未来」「羽州誉」とともに、高木が育成した酒米の三部作の一つとされる[1]。品種名は、高木酒造社長が代々襲名する「辰五郎」の「辰」の字を「龍」にかけ、長年育種を続けてきたことをイメージして付けられた[1]。
熟期は中生で、耐倒伏性・耐冷性・耐病性はいずれも中[1]。千粒重は25.8gとやや大粒で多収[1]。タンパク質含量は低く、心白は円盤状で発現率はやや少ない[1]。「龍の落とし子」を酒米として醸造した日本酒は、「吟香高く、幅のある芳醇な酒質」とされる[1]。
脚注
参考文献
関連項目
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