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16人のプリンシパル
日本の女性アイドルグループ、乃木坂46の舞台公演 ウィキペディアから
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『16人のプリンシパル』(じゅうろくにんのプリンシパル、Sixteen Principal)は、日本の女性アイドルグループ乃木坂46の舞台公演である[1]。
2017年以降開催されている『3人のプリンシパル』(さんにんのプリンシパル、Three Principal)についても当項目で解説する。
概要
『16人のプリンシパル』は、第1幕で乃木坂46のメンバーがミュージカルのオーディションを受験しにきた女の子を演じ[2]、それを見た観客の投票によって第2幕の配役が決定する舞台公演である[3]。
第1弾『16人のプリンシパル』は、2012年9月1日から9月9日までPARCO劇場で開催[4]、第2弾『16人のプリンシパル deux』は、東京公演が2013年5月3日から5月12日まで赤坂ACTシアター、大阪公演が2013年5月31日から6月2日まで梅田芸術劇場メインホールで開催[5]、第3弾『16人のプリンシパル trois』は、2014年5月30日から6月15日まで赤坂ACTシアターで開催された[6]。
秋元康によれば、『16人のプリンシパル』はパフォーマンスを披露してから投票で配役を決定する『コーラスライン』、『エドウィン・ドルードの謎』などのブロードウェイ・ミュージカルを参考につくられた[7]。当初、秋元康は芝居と音楽を融合させたグループをつくりあげる構想だったが[7]、第1幕でオーディションを実施し、投票によって第2幕の配役を決定するシステムは、配役が公演の直前で決定されるために演者の演劇的なクオリティを上げることが困難で[3]、何度開催してもアピールタイムや人気投票のようなものになってしまい、イメージどおりの成果を得られなかった[7]。このため、第3弾『16人のプリンシパル trois』をもって終了とし、のちに乃木坂46は『じょしらく』、『すべての犬は天国へ行く』などの舞台公演を通じて追求していく方向へと切り替わっていった[3]。
第3弾公演からおよそ2年半の2016年12月10日、日本武道館で開催された乃木坂46の3期生「お見立て会」の席上、同年に加入した3期生の初公演として、2017年2月に『3人のプリンシパル』の開催を発表した[8]。 さらに2019年4月には、前年9月に加入した4期生の初公演として『3人のプリンシパル』が開催されている。
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16人のプリンシパル
要約
視点
『16人のプリンシパル』は、第1幕・第2幕の2部構成[9]。第1幕で出演メンバーが楽曲披露、自己PR、ダンス審査を行い、第1幕の終了後、観客がメンバーに投票する[9]。その結果、選出された上位16名が第2幕のミュージカル『アリス in 乃木坂』に出演する[9]。第2幕の配役は各メンバーが獲得した票数に応じ、第1位の「アリス」役から第16位の「トランプ 8」役まで割り振られる[9]。
順位・票数
個人データ
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16人のプリンシパル deux
要約
視点
『16人のプリンシパル deux』(16にんのプリンシパル ドゥ)は[注 1]、演出を劇団「毛皮族」の江本純子、脚本を映画『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞の優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が担当した[11]。また、2013年3月にオーディションに合格して加入した乃木坂46の2期生が各公演1人ずつ初お披露目された[12]。第1幕・第2幕の2部構成[13]。第1幕はオーディション会場という設定でメンバーが演技力をアピールする[14]。第1幕の終了後、観客が配役を投票する[15]。その結果、選出された16名が第2幕のミュージカル『乃木坂歌劇団〜迷宮の花園〜』に出演する[16]。
16人のプリンシパルとの相違点
『16人のプリンシパル』と違い立候補制で、メンバーは主要10役から演じたい役に立候補する[13]。1幕ではメンバーが立候補した役のセリフ用いた演技を行うのに加え、演出家からのアドリブ審査も行われる。観客は演技審査を見て投票を行う。第2幕に出演する16名は、投票で選ばれた10役と、落選したが投票数の多かった6名が女中として参加する[13]。また、観客は、その役に立候補していないメンバーに対して投票することも可能で、もしも立候補していないメンバーが最多の得票をした場合、その役を演じることも可能である[13]。よって、その役への立候補者が1名であっても無投票での選出とならず、投票を経た上での選出となる[17]。また、ある役への立候補者が0名の場合、観客は全キャストを対象としてその役に最も適すると考えるメンバーへ投票することになり、立候補した役に落選したメンバーの中から最多の得票者が役を演じる[13]。
東京公演
当落
- 太字 - 当選者。
- 小文字 - 落選者(五十音順)。
- 「女中6人組」役の6名については、他10役の落選者から得票順に選出。
個人データ
- ○ - 投票の対象となった役に当選。
- ▲ - 立候補した役に落選したが「女中」役で復活。
- 空欄 - 「女中」役でも復活できずに落選。
大阪公演
- 期間:2013年5月31日 - 6月2日[20]。
- 会場:梅田芸術劇場メインホール[20]。
当落
- 太字 - 当選者。
- 小文字 - 落選者(五十音順)。
- 「女中6人組」役の6名については、他10役の落選者から得票順に選出。
個人データ
- ○ - 投票の対象となった役に当選。
- ▲ - 立候補した役に落選したが「女中」役で復活。
- 空欄 - 「女中」役でも復活できずに落選。
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16人のプリンシパル trois
要約
視点
『16人のプリンシパル trois』(16にんのプリンシパル トロワ)は[注 2]、第1幕・第2幕の2部構成[22]。第1幕のオーディションテーマとして「コントを演じることによる笑いのセンス」が設定されており[23]、同じ役に立候補したメンバーはコントをする[24]。脚本・演出は福田雄一が担当した[25]。
当落
- 太字 - 当選者。
- 小文字 - 落選者(五十音順)。
- 「」内は第1幕のオーディションで、メンバーが挑戦したコント。
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乃木坂46 3期生初公演「3人のプリンシパル」
要約
視点
『3人のプリンシパル』は、乃木坂46の1期生、2期生が過去に経験してきた『16人のプリンシパル』を新たな解釈で3期生により再構築したもので、全二幕からなるキャスティング参加型演劇となっている[28]。一幕で二幕に出演する3役を賭け、3期生12人がダンス審査、自己PR、エチュード、演技審査による公開オーディションを行い、観客はどのメンバーがどの役にふさわしいかを幕間に投票[28]。その投票結果を受けて、二幕に出演するメンバーが決定する[28]。脚本・演出は徳尾浩司[29]。
- 期間:2017年2月2日 - 2月12日[29]。
- 会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo[29]。
当落
- 太字 - 当選者。
- 小文字 - 落選者(五十音順)。
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乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」
『3人のプリンシパル』は、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を題材に、乃木坂46の1期生、2期生、3期生が過去に経験してきた乃木坂46の系譜「プリンシパル」を、2018年9月に加入した4期生も経験する[32]。前回同様、第1幕はオーディションを行い、観客の投票によって第2幕に出演する3名を選出する[32]。公演の構成・演出は谷賢一が手掛ける[32]。
当落
- 太字 - 当選者。
- 小文字 - 落選者(五十音順)。
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脚注
外部リンク
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